# anyenvを使ってプログラミング言語のバージョンをラクに管理する URL: https://webrandum.net/anyenv/ 公開日: 2019-08-31 更新日: 2019-08-31 カテゴリー: 作業効率化 タグ: anyenv, rbenv, ターミナル 出典: Webrandum(著者: サイトウ マサカズ) 先日、rbenvのインストール方法の[記事](https://webrandum.net/rbenv/)を書いたのですが、神戸の[業務ハッカーのTD](https://twitter.com/tadakozo)から、「anyenvを使うと便利だよ」と教えてもらいました。 [MacのRubyをrbenvで管理する方法](https://webrandum.net/rbenv) 早速インストールしたのですが、Macで使うプログラミング言語のバージョン管理がかなりラクになったので、まとめておきます。 ## anyenvは〇〇envを管理する [anyenv/anyenv](https://github.com/anyenv/anyenv) そもそも[anyenv](https://github.com/anyenv/anyenv)は何をしてくれるのかと言うと、Rubyならrbenv、PHPならphpenv、Node.jsならnodenvという風に、言語のバージョン管理をしてくれる〇〇envという仕組みがあります。 anyenvは、これらの〇〇env達を管理してくれます。 ![anyenvの役割](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2019/08/image_1-27.png) anyenvを使って管理するメリットは下記の通り。 - 〇〇env系のインストールがラクになる - それぞれのバージョン管理もラクになる - .bash_profileやzshに、anyenvのパスを通すだけで済むので、他の〇〇envを追加する度にパスを通す必要がなくなる シェルのコードもキレイに保たれる デメリットとしては、既にenv系をインストールしていたり、別の管理ソフトを使っていると、そのアンインストール作業が発生することですかね。 本来はMacをインストールして最初にするのが良さそうです(ある程度慣れていると問題なさそうですが、慣れていない人は思わぬところでつまづいてしまう可能性があるので、週末の時間があるときにインストールするのをオススメします)。 ## anyenvのインストール anyenvのインストール方法は「Homebrewを使う方法」と「Gitから直接インストールする方法」の2通りあります。 自分の場合はHomebrewからインストールしました。 ### Homebrewからインストールする方法 Homebrewからインストールする場合は下記のコマンドを実行します。 (Homebrewに関しては過去に記事にしているので、そちらをご覧ください) ``` $ brew install anyenv ``` 次に下記コマンドでセットアップをします。 ``` $ anyenv init ``` 何かしらコマンドが返ってくると思うので、そのコードをシェルの設定ファイル(`.bash_profile`や`.zshrc`)に入力します。 ![anyenv initコマンド実行後](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2019/08/image_3-19-1024x447.png) 最後にインストールのマニフェストディレクトリを作成しておきます。 ``` $ anyenv install --init ``` チェックアウトしますか?と聞かれたら`y`を入力してenterでチェックアウトできます。 これでanyenvのインストールは完了なので、ターミナルを再起動するか、下記コマンドを実行すれば完了です。 ``` $ exec $SHELL -l ``` ## anyenvでrenvのインストール ### 既存のrenvをアンインストール renvをインストールしていない場合はこの項目はスキップして下さい。 ``` $ rm -rf ~/.rbenv $ rm -rf /usr/local/bin/rbenv $ rm -rf /usr/local/Cellar/rbenv ``` `.bash_profile`や`.zshrc`に追加したパスも削除しておきます。 ``` [[ -d ~/.rbenv ]] && \   export PATH=${HOME}/.rbenv/bin:${PATH} && \   eval "$(rbenv init -)" ``` 試しに`rbenv -v`と打ってみて、`command not found`と出てくれば、アンインストール成功です。 ``` $ rbenv -v rbenv:11: command not found: rbenv ``` ### anyenvでインストールできる〇〇envを確認  下記のコマンドを入力すると、インストールできる〇〇envが一覧で見られます。 ``` $ anyenv install -l ``` ![anyenvでインストールできる〇〇env一覧](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2019/08/image_2-22-1024x784.png) 今回はrbenvをインストールしてみます。 ### anyenvでrbenvをインストール ここからはanyenvを使ってrbenvをインストールします。 ``` $ anyenv install rbenv ``` あとはターミナルを再読み込みするか、下記コマンドを入力すればrbenvが使えるようになっています。 ``` $ exec $SHELL -l ``` ### rbenvでRubyをインストール これでbrenvが使えるようになったので、あとは指定バージョンのRubyをインストールするだけです。 まずは下記コマンドでインストールできるRubyのバージョン一覧を表示させます。 ``` $ rbenv install -l ``` あとはインストールしたいバージョンを下記コマンドでインストールします。 ``` $ rbenv install 2.6.4 ``` いまの状態だとインストールしただけなので、インストールしたバージョンをグローバルで使うように指定します。 ``` $ rbenv global 2.6.4 ``` `rbenv versions`コマンドを実行すると、現在使用中のRubyバージョンに`*(アスタリスク)`が付いてあるはずです。 ``` $ rbenv versions ``` これで言語周りの設定・管理がかなりラクになりました。