# Path Finderの「Finderで開く」が機能しないので、Keyboard Maestroで代替用マクロを作成する URL: https://webrandum.net/keyboard-maestro-open-pathfinder-to-finder/ 公開日: 2021-03-19 更新日: 2021-03-19 カテゴリー: 作業効率化 タグ: Finder, Keyboard Maestro, Path Finder 出典: Webrandum(著者: サイトウ マサカズ) Path Finderには、選択したファイルやフォルダを「Finderで開く」機能が存在します。 しかし、この機能が定期的に動作しなくなります。 一応Path Finderをインストールし直して、下記のターミナルコマンドを実行すると一時的に治りますが、効果がない場合もあったり、治ってもいつの間にかまた機能しなくなったり… ``` $ xattr /Applications/"Path Finder.app" ``` というわけで、Keyboard Maestroで「Path Finderで選択中のファイルをFinderで開いてくれるマクロ」を作成しました。 [Keyboard Maestro](https://webrandum.net/keyboard-maestro/)や[Path Finder](https://webrandum.net/tag/pathfinder/)についてそもそも知らない方は、どちらも過去に記事にしているのでそちらをご覧ください。 ## マクロの全体像 やっていることは下記の通りです。 1. Path Finderで選択中ファイルのパスをコピーする 2. Finderに切り替えてパスをペーストして移動 3. 選択していたのがフォルダだった場合は1つ上の階層に戻る ![Path Finderで選択中のファイルをFinderで開いてくれるマクロ](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2021/03/image_2-7.png) 今回のマクロは[こちら](https://www.dropbox.com/s/dgtqnwipr8aif0z/Path%20Finder_to_Finder.kmmacros?dl=0)からダウンロード可能です。 [![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=www.dropbox.com)Dropbox![](//webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/pz-linkcard/cache/e77d9e11a02b162ada37a8e6d6f74dd0f8d3fe1d7b6fb9afcd70b825ba3b39d0.webp)Path Finder_to_Finder.kmmacroshttps://www.dropbox.com/s/dgtqnwipr8aif0z/Path%20Finder_to_Finder.kmmacros?dl=0Shared with Dropbox](https://www.dropbox.com/s/dgtqnwipr8aif0z/Path%20Finder_to_Finder.kmmacros?dl=0) ぜひ使ってみたり、自由にカスタマイズしてみてください。 ここからはマクロの流れがどのようになっているかの解説です。 ### 1. Path Finderで選択中ファイルのパスをコピーする まずはPath Finderで選択中ファイルのパスをコピーします。 メニューの[編集]→[パスをコピー]→[UNIX]でパスのコピーができるので、「Select or Show a Menu Item」アクションでメニューを選択します。 ![[編集]→[パスをコピー]→[UNIX]](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2021/03/image_3-4-e1616078718539.png) ちなみに、Path Finderでは色んな形式でパスのコピーができます。 [UNIX]以外の選択肢だと、どのような形式でコピーできるのか知りたい場合は、過去にまとめているので[そちらの記事](https://webrandum.net/pathfinder8-copy-path/)をご覧ください。 [![](https://www.google.com/s2/favicons?domain=webrandum.net)Webrandum![](//webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2019/10/eyecatch-2.jpg)Path Finder 8の「パスのコピー」の種類とその違いについてhttps://webrandum.net/pathfinder8-copy-pathPath Finderではファイルパスをコピーする方法がいくつか存在します。それぞれ何が違うのかまとめてみました。コピーできるパスの種類コピーできるパスの種類は全部で6種類です。項目特徴例UNIXよく見るUNIX形式でのパス/Users/saitomasakazu/Library/Application Support/Google/ChromeHFSHFS形式でのパスMacintosh HD:Users:saitomasakazu:Library:Application Support:Google:ChromeWindowsスラッシュがバックスラッシュになっている\Users\saitomasakazu\Library\Application Support\Google\Chromeターミナルスペースなどがエスケ...](https://webrandum.net/pathfinder8-copy-path) これで、クリップボードに選択中ファイルのパスがコピーできました。 ### 2. Finderに切り替えてパスをペーストして移動 次に「Activate a Specific Application」アクションを使って、Finderをアクティブにします。 その後すぐに次の動作が始まってしまうと、動作が追いつかなくなってしまう可能性があるので、「Pause Until」アクションで、Finderがアクティブになるまで待ってあげます。 Finderがアクティブになったら、今度はFinderの[移動]→[フォルダへ移動…]メニューを選択させます。 ![[移動]→[フォルダへ移動...]](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2021/03/image_4-4.png) するとパスを入力してフォルダ移動ができる画面が出てくるので、ここに先ほどコピーしたパスをペーストし、enter(return)で確定します。 これでフォルダ移動ができました。 #### パスをコピーで[ターミナル]ではなく[UNIX]を使う理由 余談ですが、[パスをコピー]にある選択肢の中で[UNIX]と非常によく似た形式でコピーできるのが[ターミナル]です。 [ターミナル]を選択した場合は、ほとんど[UNIX]と変わりませんが、フォルダやファイル名に半角スペースが付いていた場合に、その前に「`\`(バックスラッシュ)」が入るようになります。 ``` // ↓[UNIX]の場合 /Users/saitomasakazu/Dropbox/サンプル フォルダ // ↓[ターミナル]の場合 /Users/saitomasakazu/Dropbox/サンプル\ フォルダ ``` これは、ターミナルでパスを入力するときに半角スペースが入っているとそこでパスの認識が途切れてしまうため、エスケープ目的で入ります。 しかし、逆にFinderの[フォルダへ移動…]で入力するパスでは、Finder上のフォルダ名と完全一致している必要があります。 バックスラッシュが入っていると、完全一致と認識されないため、ここでは[ターミナル]ではなく[UNIX]を使っています。 ### 3. 選択していたのがフォルダだった場合は1つ上の階層に戻る 最後は好みによってしてもしなくてもどちらでもいいのですが、フォルダを選択していた場合の挙動に関してです。 Finderの[フォルダへ移動…]で入力するパスの最後がフォルダだった場合、そのフォルダが開いた状態で表示されます。 このままでは、Path Finderを選択した状態で実行すると、Finderではそのフォルダが開いた状態で表示されてしまいます。 そのため、「If Then Else」アクションでクリップボードの中身に「`.`(ピリオド)」が入っていなかったらフォルダを選択すると判定し、その場合は1つ上の階層に戻るようにしています。 最後に「Delete Past Clipboard」で、クリップボードにコピーしたパスを削除して完了です。