# Macのターミナルでパスワード付きのZIPファイルを作成する方法 URL: https://webrandum.net/mac-terminal-zip/ 公開日: 2023-02-06 更新日: 2023-02-06 カテゴリー: チャット・コミュニケーション タグ: Keka, ターミナル 出典: Webrandum(著者: サイトウ マサカズ) 自分とは違うMacでパスワード付きのZIPファイルを作成しないといけなくなった場合、圧縮アプリを入れてもらうのが1番ラクなのですが、そういうわけにもいかない場合はターミナルからコマンドを実行して作成できます。 ## アプリならKekaがオススメ 普段自分のMacを使っている場合は、圧縮アプリの「Keka」を使っています。 対応しているファイル形式が多いですし、パスワード付きのZIPファイルも簡単に作成できます。 また、重要なことですが「macOS標準の機能で圧縮したZIPファイルは、Windowsで解凍すると文字化けする」問題があります。 これは文字コードの違いによって発生するのですが、Kekaを使っていれば文字化けしません。 [Macの圧縮・解凍アプリケーションまとめ](https://webrandum.net/mac-compression-decompression-applications) たとえやり取りしている相手がMacユーザーだとしても、そこから先で他の人に作業を横展開するかもしれません。 あえて「Windowsで開くと文字化けする状態」をつくる必要はないと思っています。 ## ターミナルでZIP圧縮する方法 ### ファイル圧縮 ターミナルでZIP圧縮する場合はzipコマンドを使います。 下記が基本的な形式で、圧縮したいディレクトリを開いた状態で実行すると、ファイルのZIP圧縮ができます。 ``` zip [Zipファイル名] [圧縮したいファイル名] ``` 「image.png」を圧縮して「sample.zip」をつくりたい場合は下記のコマンドを実行します。 ``` zip sample.zip image.png ``` ちなみに、複数ファイルを圧縮したい場合は、半角スペースで区切って複数のファイル名を入力すればOKです。 ``` zip [Zipファイル名] [ファイル1] [ファイル2] [ファイル3] ``` ### フォルダ圧縮 フォルダを圧縮したい場合は「`-r`」オプションを付ける必要があります。 ``` zip -r [Zipファイル名] [圧縮したいフォルダ名] ``` フォルダ圧縮時には必須のオプションですが、逆にファイルの圧縮時は`-r`オプションを付けていても問題なく圧縮できます。 ### パスワードを付けて圧縮 パスワードを付けたい場合は、「`-e`」オプションを付けます。 フォルダ圧縮でパスワードを付けたい場合は「`-er`」となります。 ``` zip -er [ZIPファイル名] [圧縮したいフォルダ名] ``` コマンド実行後に「Enter password:」と表示されるので、パスワードを入力してenterを押します。 このとき、文字を入力してもターミナルの画面上はなにも変化がありませんが、ちゃんと押した文字は入力されているので安心してください。 ![パスワードを付けて圧縮する](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2023/02/image_1-3.png) 「Verify password:」と表示されるので、確認として再度同じパスワードを入力してenterを押せば作成されます。 ### すでに存在しているZIPファイルにパスワードを付ける すでにZIPファイルはあって、それに対してパスワードを付けたい場合は「zipcloak」コマンドを使います(cloakには覆い隠すもの・マントという意味があるそうです)。 ``` zipcloak [ZIPファイル名] ``` ZIPファイル名を指定するだけでOKです。 コマンド実行後に「Enter password:」と表示されるので、先ほど同様にパスワードを入力します。