# WordPressで既に公開済みの記事の更新を、指定した日付に反映する方法「PublishPress Revisions」 URL: https://webrandum.net/wordpress-publishpress-revisions/ 公開日: 2021-05-30 更新日: 2021-05-30 カテゴリー: コーディング タグ: WordPress, WordPressプラグイン 出典: Webrandum(著者: サイトウ マサカズ) WordPressには「予約投稿機能」があり、これを使えば指定した日付に記事の公開が可能です。 しかし、1度公開してしまった記事の更新は、すぐに反映されてしまうので公開後のリライトが面倒です。 - 公開済みの記事のリライトを、一次下書きしたい - リライトした内容の更新日を指定したい このような悩みを解決するために、記事公開後のリライトに対しても「下書き」や「予約投稿」のような機能を追加してくれるプラグインが「PublishPress Revisions」です。 ## PublishPress Revisionsのインストール [PublishPress Revisions: Submit, Moderate, Schedule and Approve Revisions](https://ja.wordpress.org/plugins/revisionary/) まずは「PublishPress Revisions」をインストールします。 上記WordPressのプラグインページでダウンロードしてアップするか、WordPress管理画面の[プラグイン]→[新規追加]で「PublishPress Revisions」と検索しても出てきます。 ### 権限の管理 「PublishPress Revisions」をインストールして有効化すると、ユーザー権限に「Revisor」という権限が追加されます(日本語に訳すと「校訂者」)。 また、ユーザー権限によって「PublishPress Revisions」でできることも違うので、複数ユーザーで運営する場合はこの辺りの権限によってできること・できないことを把握しておきましょう。 | 権限 | PublishPress Revisionsでできること | WordPress上の権限の役割 | | --- | --- | --- | | 管理者(Administrator) | 下書きの承認と、下書き更新の保存や予約更新ができる | すべての権限を持つユーザー | | --- | --- | --- | | 編集者(Editor) | 下書きの承認と、下書き更新の保存や予約更新ができる | 投稿・固定ページなどを、他ユーザーの記事も含めて新規追加・編集できる | | --- | --- | --- | | 投稿者(Author) | 下書きの承認と、下書き更新の保存や予約更新ができる | 投稿のみ可能で、他ユーザーの記事は編集できない | | --- | --- | --- | | 校訂者(Revisor) | 投稿・固定ページを他の人が公開したものも含めて下書き更新できる |   | | --- | --- | --- | | 寄稿者(Contributor) | 投稿・固定ページの下書き更新のみ可能で、他ユーザーの記事はできない | レビュー待ちの状態で投稿のみ可能(公開は編集者や管理者が行う) | | --- | --- | --- | | 購読者(Subscriber) | 記事の編集自体がもともとできない | ログインすることだけが可能 | | --- | --- | --- | 「Revisor」は本当に記事の更新担当のような役割の人になり、予約更新はそれ以上の権限の人にお願いすることになります。 ## PublishPress Revisionsの使い方 ### クラシックエディターでリビジョンの保存 クラシックエディターの場合、記事や固定ページの編集をすると、右側の公開パネルに「Save as Pending Revision」というチェックボックスが追加されます(新規追加の場合は表示されない)。 ![Save as Pending Revision](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2021/05/image_1-7.png) これにチェックを入れて「更新」をクリックすると、編集した内容は公開されずに保存され、下の画像の画面に移動します。 ![「Save as Pending Revision」クリック後の画面](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2021/05/image_2-6.png) - Preview it:編集内容のプレビューを見る - Keep editing the revision:編集画面に戻る - View Revision Queue:保存したリビジョン一覧ページへ移動 - Return to Edit Posts:投稿一覧ページへ戻る 「Keep editing the revision」をクリックすると、「公開パネル」の表示が変わります。 ![「Keep editing the revision」の後の編集ページ](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2021/05/image_3-5.png) - Update Revision:リビジョンの上書き保存をする - View/Approve:現在のリビジョン状態のプレビューを表示する - Compare:編集前と編集後の比較ページへ移動する - Approve:リビジョンを承認して「公開日」の日付に更新する 1度でも「Save as Pending Revision」にチェックをいれて更新すると以降はこのパネル表示になり、編集と「Update Revision」を繰り返しながら記事のリライトを進めます。 最終的に公開日を設定して「Approve」で下書きを反映という流れになります。 (権限によっては「Approve」が表示されず、権限を持ったユーザーに代わりにApproveしてもらう必要があります) ちなみに今すぐに編集を反映したい場合は、「Save as Pending Revision」のチェックを外して普通に「更新」すれば公開されます。 ### ブロックエディターでリビジョンの保存 ブロックエディターでも流れは全く同じで、最初の「Save as Pending Revision」の位置が違うくらいです。 ![ブロックエディターの「「Save as Pending Revision」」](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2021/05/image_4-3.png) それ以外のできることや流れは、クラシックエディターと同じです。 ### 現在進行中のリビジョン一覧の確認 WordPress管理画面のサイドバーに[リビジョン]が追加されています。 それをクリックすると、現在進行中のリビジョン一覧が表示されます。 どの記事がリビジョン作成途中か忘れてしまいがちなので、一覧で表示されるのは便利です。 ![リビジョンの一覧](https://webrandum.net/mskz/wp-content/uploads/2021/05/image_5-2.png) また、「Status」が「Pending」になっているのは下書き状態で、「Scheduled」になっているのがApproveが終わって、公開されるのを待っている状態のリビジョンです。 「Pending」の状態では、公開日になっても更新はされないままなので、ちゃんと「Scheduled」になっているか確認しておくようにしましょう。