WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Spreadsheetで改行をする方法|スマホアプリでの改行方法や演算内を改行して表示させる方法

Spreadsheetで改行をする方法|複数の計算結果を改行して1つのセルに表示させたい

Spreadsheetで改行する方法についてまとめておきます。

基本的な改行方法

Spreadsheetではセル内での文字入力中に改行しようとしてenterを押すと下のセルに移動してしまいます。

enterを押した場合の挙動

command + enteroption + entercontrol + enterなどの修飾キーとenterを一緒に押すことで改行ができます。

修飾キーと一緒にenterを押した場合の挙動

CHAR関数を使う方法

例えば複数の計算結果を1つのセルにまとめて書きたい場合、それぞれの合計値の間に改行を入れた方が見やすいです。

このように演算が入るときはCHAR関数を使用します。

CHAR関数は、Unicodeを文字に変換してくれる関数で、CHAR(10)がちょうどLF改行のコードになるので、これを合計値の間に挟めばOKです。

CHAR(10)で改行をする

文字列と演算結果の間に、CHAR(10)を入れて改行させています。

="結果1:" & $B$7 & CHAR(10) & "結果2:" & $C$7

Spreadsheetでは演算で文字列連結をするときは&を使用するので、間違えないように注意しましょう。

アプリで改行したい場合はCHAR関数を使うしかない

Spreadsheetのアプリで改行したい場合は、現時点ではCHAR関数を使うしかないみたいです。

面倒ですが、既に改行が入っているセルをコピーして修正していくか、PCで作業するしかなさそうです。

下記のような改行用のテンプレートを用意しておいて、それをコピペして持って行くと便利です。

="" & CHAR(10) & ""

改行のベース

とはいえ、冗長な上にアプリで細かい演算をいじるのは面倒なので、そもそも改行を使う必要のない作りにするのがよさそうです。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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