WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

AlfredでNotion内の検索ができるようになるワークフロー「Notion Search」

AlfredでNotion内の検索ができるようになるワークフロー「Notion Search」

最近Notionを使う機会が多く、Alfredからページを探して開けると便利だなと思い、ワークフローを探してみたところ、まさにピッタリなワークフローがありました。

ただ設定が少しややこしいので、今回はその設定方法についてまとめておきます。

Notion Search

Notion Search(notion-search-alfred-workflow)はAlfredからNotionの検索ができるようになるワークフローです。

Notionのサイドバーの「検索(Search)」をクリックして検索したときと同じ結果が表示されて、ブラウザで開くかアプリで開くかも設定で切り替え可能です。

設定方法

ワークフローはGitHubのページからダウンロードできます。
1番下の「Download」からダウンロードして「Notion.Search.alfredworkflow」ファイルをダブルクリックすると、Alfredのインストールページが開きます。

ワークフローのインストール画面

インストールしたあとそのままでは使用ができなくて「cookie」と「notionSpaceId」の2つの値を設定する必要があります。
ワークフローの右上の「[x]」アイコンをクリックして[Enviroment Variables]タブをクリックすると、環境変数一覧が表示されます。

Enviroment Variablesの確認

ここの「cookie」と「notionSpaceId」の値部分をダブルクリックして入力します。

環境変数の設定

cookieの取得方法

情報を取得するには、Google ChromeなどのブラウザからNotionを開いて、Chromeの開発者ツールの[ネットワーク(Network)]タブを開いた状態で「検索」をクリックして実際に検索を実行します。
検索するキーワードはなんでもOKです。

検索の実行

検索すると、ネットワーク一覧に「search」が表示されるのでそれをクリックします。

[ヘッダー(header)]タブの下の方に「cookie:」と書かれた項目があるので、「cookie:」以降の値をコピーして、先ほどの環境変数にペーストします。

cookieの取得

notionSpaceIdの取得方法

そのまま今度は[ヘッダー(header)]タブから[プレビュー(preview)]タブへ移動して、「results」の中を開くと「spaceId:」があります。

spaceIdの取得

「”(ダブルクォート)」は不要で、囲まれているIDをコピーして、先ほどの環境変数にペーストします。

アプリで開くかブラウザで開くか設定する

環境変数の中に「useDesktopClient」があります。
デフォルトは「False」になっていますが、「True」に変更するとデスクトップクライアント(アプリ版Notion)で検索結果が開くようになります。

自分の場合はアプリ版を使っているので「True」に変更しておきました。

設定がすべて終わったら「Save」で保存します。

基本的な使い方

設定が完了したらAlfredランチャーを起動して「ns(Notion Searchの略)」と入力して半角スペースのあと、キーワードを入力するとNotion内の検索結果が表示されます。

Notion Searchの実行

絞り込まれた結果を選択すると、ブラウザもしくはデスクトップクライアントで結果のページが開きます。

うまく実行されない場合はXcodeがインストールされていなかったり、Python3がインストールされていないなどの問題がありそうで、この2つをインストールすれば正常に動作するみたいです。

設定が少しややこしいですが、データベース内の情報も検索できますし、かなり重宝しそうです。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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