Mac版Excelで「一部の内容に問題が見つかりました。可能な限り内容を回復しますか?」の原因と解決方法
この記事の要約
発生した事象
Excelを使っていると、たまに「一部の内容に問題が見つかりました。可能な限り内容を回復しますか?ブックの発行元が信頼できる場合は、[はい]をクリックしてください。」と表示されます。
自分が作成者なので「はい」をクリックすると、次に「読み取れなかった内容を修復または削除することにより、ファイルを開くことができました。」と表示されます。
ここで「表示」をクリックするとテキストエディタが開いて、XML形式でエラーが表示されて、「削除」をクリックするとExcelが開きます。
開いたExcelは、パッと見特に問題ないように見えますが、なにが起こったのか分からないままなのは気持ち悪いので調べてまとめました。
エラーが表示される原因
このエラーが表示されるのは、Excelファイルが破損してしまったことが原因のようです。
- Excelで起動中に突然アプリを終了する
- Excelで作業中にシステム終了する
- 不完全な式をセルに入れてしまっている
上記のような原因があるみたいですが、自分の場合はGoogle Drive上のファイルを保存しているときによく発生している気がします。
勝手な推測ですが、Google Driveの同期と保存の兼ね合いでうまくいっていないのではないかと思っています。
発生した場合の解決法
この事象が発生した場合は「はい」をクリックして、次に表示される「読み取れなかった内容を修復または削除することにより、ファイルを開くことができました。」は「削除」を選択します。
ちなみにWindows版のExcelの場合は、ファイルを開くダイアログで「開いて修復する」というメニューがあってそこから修復ができるみたいですが、Mac版にはそのようなメニューは見当たりません。
この方法で現状なにか困ったことやトラブルが起こったことはありませんが、念のため本当にデータに問題がないかひと通り見て回るようにはしましょう。