WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

iTerm2でさらに細かい機能の設定ができる環境設定の「Advanced」タブ

iTerm2でさらに細かい機能の設定ができる環境設定の「Advanced」タブ

iTerm2は環境設定の項目がかなり多く、今回はその中でもさらに細かい機能の設定ができる「Advanced」タブについてまとめておきます。

Advanced

メニューバーの[iTerm2]→[Preferences…]から環境設定を開いて、[Advanced]タブを開きます。

各項目ごとに詳細な設定ができます。

[iTerm2]→[Preferences…]→[Advanced]

  • Badge:画面右上に表示するテキストの設定
  • Debugging:デバッグログの設定
  • Drawing:描画関連の設定
  • Experimental Features:実験的な機能の設定
  • General:アプリ全般の設定(Dockやステータスバーの表示、パスの設定など)
  • Hotkey:ショートカットキーでiTerm2を表示するときの設定
  • Mouse:マウス関連の設定
  • Pasteboard:コピー・ペースト関連の設定
  • Scripting:Pythonのスクリプト関連の設定
  • Semantic History:commandを押しながらクリックでファイルが開く機能に関する設定
  • Session:セッションログイン関連の設定
  • Tabs:タブ関連の設定
  • Terminal:ターミナル関連の設定
  • Tip of the Day:今日のTips機能の設定
  • Tmux Integration:Tmux統合の設定
  • Warnings:警告関連の設定
  • Windows:ウインドウ関連の設定

右上の「Show only non-default value」にチェックを入れると、初期値から変更があった項目だけ表示されます。

「Show only non-default value」

設定しておいた方がよい項目

Advancedの設定は量が多く、設定自体も細かいものが多いです。
いくつかデフォルトから変えておいた方が便利な項目のみ紹介します。

Disable the Tip of the Day?

iTerm2起動時に左上に表示されるウインドウは「Tip of the Day(今日のTips)」という機能で、iTerm2に関する便利な機能を毎日表示してくれます。

「Tip of the Day(今日のTips)」

使わない場合は「Tip of the Day」の「Disable the Tip of the Day?」を「Yes」に変更すると表示されなくなります。

また、表示される間隔を長くしたい場合は「Time between tips (in seconds)」を「86400」より長くします。
秒数指定で86400秒は24時間になるので、2倍した「172800」にすると2日ごとになります。

Use a tracking runloop for live resizing

デフォルトだとウインドウをドラッグしてリサイズしている間にターミナル内の表示が再描画されます。
「Windows」の「Use a tracking runloop for live resizing」を「No」に変更するとリサイズ時に再描画されなくなります。

どちらでもあまり変化はないように思いますが、とりあえず「No」にしています。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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