Macでアプリごとに音量を調節できるアプリ「Background Music」
普段はMacにイヤホンを繋げていないのですが、会議中に繋げていると、他のアプリの通知音が大きくてびっくりします。
Windowsならソフトごとに音量を調節する機能がOS標準でありますが、Macの場合は付いていないため、会議の音量も他アプリの通知音も一括での設定になってしまいます。
アプリごとに音量を調節する方法はないものか調べたところ、ちょうど求めていたアプリがありました。
Background Music
「Background Music」はインストールしているアプリの音量をそれぞれ個別に設定できるアプリです。
他にも、再生している音楽の一時停止機能や、Mac内の音だけを収録できるようになる機能もあります。
ダウンロードはGitHubのページにアクセスして、ページ真ん中にある「Download」セクションからできます。
方法は2つあって、1つがpkgファイルをダウンロードしてインストールする方法です。
もう1つはHomebrewを使う方法で、Homebrewをインストールしている人であれば書かれてあるコマンドを実行すればすぐにインストールできます。
基本的な使い方
アプリをインストールすると、メニューバーにアイコンが追加されます。
インストールしているアプリが一覧で表示されて、音量バーで各アプリごとに音量を調整できます。
「More Apps」からすべてのアプリが表示できるので、ビデオ会議に使うようなアプリは少し大きめにして、それ以外を下げるようにして使えます。
音楽の一時停止機能
音楽を聞いていて、他の音がなったタイミングで自動で音楽を止める機能がついています。
対応しているアプリは下記の8つです。
対応のアプリがある場合は、メニューアイコンをクリックして1番上に「Auto-pause iTunes」のように表示されるので、チェックが入っていると有効化されます。
Mac内の音だけで画面収録をする
Background Musicをインストールしていると、画面収録時マイク設定に「Background Music」や「Background Music (UI Sounds)」が追加されます。
これを選択すると、Mac内の音量だけを収録できます。
逆に声を入れたいのに設定を戻し忘れてしまっていたり、ウェブ会議で自分の声が入っていないなんてトラブルも起こりそうなので、使う場合は戻し忘れに注意が必要です。