サーバーのアップロードファイルの最大容量の確認と変更方法
サーバーにファイルをアップロードしたいときに、アップロードファイルの最大容量が小さいとアップできません。
今回はアップロードファイルの最大容量を上げる方法に関してまとめておきます。
アップロードファイルの最大容量の確認方法
サーバーのアップロードファイルを確認するには、下記のコードを記述したPHPファイルを作成し、サーバーにアップロードしてアクセスします。
<?php phpinfo();?>
アップロードしたファイルにアクセスすると、php.iniに設定されてある情報が見られます。
command + Fで下記の単語を検索して、情報を確認しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
upload_max_filesize | 1ファイルのアップロード上限 |
post_max_size | 1回でアップする全ファイルの合計サイズ |
memory_limit | メモリの上限 |
確認が終わったら、念のためファイルを削除するなりしておきましょう。
アップロードファイルの最大容量の設定方法
php.iniで設定する場合
php.iniが設定できる場合は、php.iniに下記の記述を追加・編集すると、設定を変えられます。
;1ファイルのアップロード上限
upload_max_filesize = 128M
;1回でアップする全ファイルの合計サイズ
post_max_size = 128M
;メモリの上限
memory_limit = 128M
php.iniの設定はサーバーによって決められています。
また、専用の管理画面から編集を行う場合もあるので、使っているサーバーのヘルプなどで確認しましょう。
.htaccessで設定する場合
php.iniの設定が難しい場合は、.htaccessに下記のコードを追加・編集することで、設定を変えられます。
#1ファイルのアップロード上限
php_value upload_max_filesize 128M
#1回でアップする全ファイルの合計サイズ
php_value post_max_size 128M
#メモリの上限
php_value memory_limit 128M
まとめ
基本的にはphp.iniか.htaccessを編集すればいいのですが、サーバーによって置いてある場所や仕様が違ってきます。
例えば、iCLUSTA+の場合は、設定を反映したいディレクトリにphp.iniを作成する必要があります。