WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

ATOKの変換領域(文節区切り)を選択しやすくするカスタマイズ

ATOKで変換するようになってから、ある程度文章を入力してから変換するようになりました。
Google日本語入力を使っていたころは単語1ずつ変換していたのですが、enterを押す回数が全然違ってきます。

しかしATOKでも、変換する文章が長くなると助詞もまとめて変換されてしまいます。

そういうときに左右の矢印キーで変換領域(文節区切り)を選択するのですが、デフォルトのATOKの設定だとこれが直感的ではありませんでした。

デフォルトの設定の問題点

デフォルトのATOKの設定だと、普通に矢印キーを押すと変換する範囲を広げたり、縮めたりします。

選択範囲の変更

shift + 矢印キーの場合は選択している変換範囲を左右に切り替えます。

変換範囲の切り替え

やりたいこと操作
変換範囲の選択矢印キー
変換位置の切り替えshift + 矢印キー

なんの問題もないように見えますが、普段パソコンを操作していてテキストの選択をキーボードで行うときはshift + 矢印キーで行います。
そしてカーソル位置の移動は普通の矢印キーで行います。

やりたいこと操作
テキストの選択shift + 矢印キー
カーソルの移動矢印キー

似たような操作なのにATOKと普段のテキスト選択では、使っているキーが逆になっているので直感的(慣用的)ではありません。

範囲の選択をよく使うのであればデフォルトの設定でも良さそうですが、そうでなければテキスト選択の考え方に合わせておいた方が違和感がありません。

設定の変更方法

メニューバーの入力ソースアイコンから[キー・ローマ字カスタマイザ]を選択します。

ローマ字カスタマイザの選択

「キー・ローマ字カスタマイザ」が表示されるので、「キー設定…」を選択します。

ATOKキー設定の変更

キーの設定一覧が表示されるので、「文節区切り収縮」と「文節区切り伸張」をshift + 矢印キーに変更。
「文節前移動」と「文節後移動」を矢印キーに変更して「OK」を選択します。

ATOKの矢印キーの設定変更

あとは変更した内容を保存すれば設定完了です。

ATOKスタイル名の保存

まとめ

いままでモヤモヤしていた違和感が解消されたので大満足です。

少しの差ですが、自分の脳のリソースを無駄に消費しないためにも「似たような機能のキーはそろえる」は徹底していきましょう。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

Twitterをフォロー Facebookでいいね