WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Evernoteに公式のテンプレート機能が登場!!これでスムーズにテンプレートを呼び出すことが可能に!!

Evernoteの7.5(Beta2)からついにノートのテンプレート機能が搭載されました。Evernoteユーザーとしてずっと待ち望んでいた機能なので、このアップデートはかなり嬉しい。
この記事ではそんなテンプレート機能に関してまとめてみました。

ベータ機能について

Evernote公式サイト

この機能はEvernoteのベータ機能(テスト中の機能を試験的に開放している)です。使用するためにはApp StoreではなくEvernoteの公式サイトからダウンロードしたEvernoteクライアントが必要となり、且つベータ機能をオンに設定する必要があります。

公式サイトからダウンロードしたEvernoteクライアントなら、環境設定の「ソフトウェアアップデート」に「ベータ機能」という項目があるはずです。
そこの「利用可能ならベータバージョンでもアップデート」にチェックを入れればOK。後はアップデートの確認をしてベータ版にアップデートしましょう。

Evernoteベータ機能のオン

ただし、ベータ機能は試験的な機能のため、不具合が発生する場合もありますが全て自己責任となります。その点に関しては注意しておきましょう。

macOS向けアプリは、このようにApp Storeよりもダウンロードしてインストールするタイプのものの方がベータ機能や有料版が存在していたりするため、App Storeと公式サイトからの2通りインストールできるものは、公式サイトからダウンロードしておくのをおすすめします。

テンプレートの設定方法

まずはテンプレートの登録をしないと使用することは出来ません。

テンプレートの設定方法はノートの右上にある「…」をクリックして「テンプレートとして保存…」をクリックすれば、保存が開始されます。

テンプレートとして保存

あるいは、メニューの[ノート]→[テンプレートとして保存…(Control + Shift + 5)]から保存する事も可能です。

テンプレートの使用方法

設定したテンプレートを使用するためには、新規ノートを作成時に表示される「テンプレート」ボタンをクリックします(何もテキストが入力されていない状態でのみ表示されます)。

Evernoteでテンプレートを使う

設定したテンプレートが一覧となって表示されるので、使用したいテンプレートをクリックすれば反映されます。
非常に便利になりましたね。

Evernoteのテンプレートリスト

ちなみに「サンプルテンプレート」という機能も現在進行中のようです。2018年9月現在では、まだサンプルテンプレートは用意されていませんが、今後は公式が用意したテンプレートはここからインストールして使用できるのでしょうか?
いちいちダウンロードしてインポートするのは地味に面倒なので有り難いですね。

テンプレート機能で更にEvernoteが使いやすく

今回のテンプレートによって、更にEvernoteが使いやすくなります。
毎日必ず必要になるようなノートであればIFTTTやZapier等のサービスで自動的に作成すれば良いのですが、

  • 振り返りシート
  • タスク整理用ノート
  • アイデア発想用ノート
  • 旅行に必要なものをまとめたチェックリスト

こういった、決まった日付で使いはしないものの、何度も使い回すようなノートをテンプレートとして用意しておけば、必要な時にさっと取り出して書き始める事ができます。
今まではテンプレート用のノートブックを作成してそこからノートを複製する等と言った手間が発生していたのですが、それが無くなると考えるとストレスもかなり軽減されます。

あとは見出し機能があると更に嬉しいのですが…

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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