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iCLUSTA+でWordPressのアップロード容量を上げたいときのメモ

iCLUSTA+でWordPressのアップロード容量を上げたいときのメモ

GMOクラウドのレンタルサーバーiCLUSTA+では、ファイルアップロード容量がデフォルトで2MBになっています。

今回はWordPress管理画面での、ファイルアップロード容量を上げるときの手順についてです。

ファイルアップロード容量を上げる

ファイルアップロード容量を上げる方法は「.htaccessを編集する方法」か「php.iniファイルをアップする方法」のどちらかです。

ただ、iCLUSTA+でファイルアップロード容量を上げるコードを書いた.htaccessをアップすると、なぜかサーバーエラーが発生してしまいました。

そのため、自動的に「php.iniファイルをアップする方法」を選択します。

php.iniファイルの作成

テキストエディタでphp.iniファイルを作成して、下記のコードを入力します。

cgi.force_redirect = 0
upload_max_filesize = 20M
mbstring.encoding_translation = On

1行目のcgi.force_redirect = 0の記述はiCLUSTA+では必須の記述のようです。

あとはupload_max_filesize = 20Mの「20M」の部分を変更すれば、アップロード容量の変更ができます。

php.iniファイルの設置

あとは設置する場所に関してですが、WordPressの場合は「wp-admin」フォルダの直下にアップします。

iCLUSTA+では設定を反映したいディレクトリごとにphp.iniを設置する必要があるみたいです。そのため、ルートディレクトリに設置しても反映されません。

php.iniファイルがお客さま領域に存在する場合は、そちらが優先されます。
php.iniファイルの設定を有効にしたいディレクトリごとに設置してください。
php.iniファイルを独自に設置できますか? | GMO CLOUD サポートサイト

設置したらWordPress管理画面の[メディア]→[ライブラリ]で「新規追加」をクリックして、「最大アップロードサイズ: 〇〇 MB」の部分を確認しましょう。

最大アップロードサイズの確認

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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