Movable Typeでコメントアウトして出力時に無視する方法
Movable Typeにはコメントアウト専用の「<mt:Ignore>
」というタグが存在します。
このタグに囲まれた部分は、出力時に無視されるようになります。
<mt:Ignore>の利用
<mt:Ignore>
の開始タグと</mt:Ignore>
の閉じタグで囲っていると、出力されなくなります。
<mt:Ignore>変数の代入</mt:Ignore>
<mt:SetVar name="sampleVariable">
ちなみにMovable Type ドキュメントサイトでは<mt:Ignore>
の中でさらにHTMLのコメントを使用していますが、なくても出力されませんでした。
<mt:Ignore><!-- 変数の代入 --></mt:Ignore>
<mt:SetVar name="sampleVariable">
確かにHTMLコメントも利用した方が、ぱっと見でコメントアウトだと分かりやすいかもしれません。
タグの表記揺れ
Movable Typeで独自されているMTタグには、大文字・小文字のどちらでも記述OKだったり、$
マークを付ける・付けないなどの表記揺れがあります。
<$mt:Ignore$>
<$MTIgnore$>
<mt:Ignore>
<MTIgnore>
どれも同じ意味になりますが、複数の書き方を混ぜていると検索したときに出てこない可能性もあるので、統一するようにしましょう。
出力したい場合はHTMLのコメントアウトを利用する
出力したくない変数の代入や、Movable Type独自の処理に関しては<mt:Ignore>
を使った方がいいですが、逆に出力したい場合はHTMLの通常のコメントアウトを使用します。
<!-- HTMLのコメントアウト -->