Path Finderのデュアルブラウザ機能をもっと便利に使いこなすための勘どころ
僕がPath Finderを使う理由の1つに「デュアルブラウザ機能が便利だから」が挙げられます。
メインのフォルダを左ブラウザで開きつつ、必要な素材やダウンロードフォルダを右ブラウザで探して左へ移動…というような使い方ができて作業が捗ります。
今回はそんなデュアルブラウザをもっと便利に使うための勘どころをまとめておきます。
デュアルブラウザの基本
まず、そもそもデュアルブラウザ機能の基本的な使い方ですが、デュアルブラウザを開く方法は2つあります。
- メニューの[表示]→[デュアルブラウザ]を選択(デフォルトだとF1がショートカットキー)
- ツールアイコンの「見方」の右側のアイコンをクリック
どちらもトグルになっていて、発火させる度に表示・非表示が切り替わります。
それぞれのブラウザ幅を変えたい場合は真ん中のバーを左右にドラッグすれば変えられます。
デュアルブラウザの便利な機能
フォーカスの切り替え
デュアルブラウザのフォーカスはtabで切り替えられます。
仮に左ブラウザにフォーカスが当たっている状態でtabを押すと、右ブラウザにフォーカスが移動します。
これで左右のブラウザを切り替えながら操作をすることで、キーボードだけでそれぞれのブラウザを操作できます。
ブラウザを介しての操作
Path Finderではデュアルブラウザ状態で使える機能が色々と用意されています。
内容 | デフォルトショートカットキー |
---|---|
枠を入れ替え | F2 |
次の枠でブラウズ | F3 |
右(左)の枠へコピー | F5 |
右(左)の枠へ移動 | F6 |
右(左)の枠へ圧縮 | F7 |
右(左)の枠へ解凍 | F8 |
選択した項目を比較… | F9 |
FolderSync… | なし |
特に「右(左)の枠へコピー」と「右(左)の枠へ移動」はよく使います。
F5とF6の設定は残しつつ、Keyboard Maestroなど外部のアプリで別の押しやすいショートカットキーを追加したい場合はメニューの名前が変わることに注意が必要です。
If Then Elseアクションで「右の枠へ移動」メニューがあるときとないときで条件分岐します(微妙に動作が重いときがあるので、Path Finderの方の設定を変えて、Keyboard MaestroではF5とF6に設定しておくのがいいかもしれません)。
フォルダの比較
デュアルブラウザでそれぞれ比較したいフォルダを開いてF9を押すと、左の枠と右の枠で開いているフォルダを比較できます。
比較ツールはデフォルトだとFileMergeになっていますが、Kaleidoscopeを持っている人は設定しておきましょう。