WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Vue CLIでGA4を導入する方法

Vue CLIでGA4を導入する方法

Vue CLIで作成したプロジェクトにGA4(Google Analytics 4)を使う場合は「vue-gtm」というプラグインがあってGoogle タグマネージャー経由で連携します。

ちなみに、Vue.jsとGoogleアナリティクスを連携する「vue-analytics」というプラグインは2022年9月現在はGA4に対応していないので注意しましょう。

Does this library support GA4?
Nope! GA4 is only supported by the new gtag.js library which you can find in the vue-gtag package. This package only uses analytics.js which doesn’t provide that feature.

GitHub – MatteoGabriele/vue-analytics: Google Analytics plugin for Vue

vue-gtmのインストール

まずはvue-gtmをインストールします。

npm install vue-gtag

Vue3の場合

app.jsを下記のように設定して、「id」の部分にGoogle タグマネージャーのIDを入力します。

import { createApp } from "vue";
import { createGtm } from "vue-gtm";
import router from "./router";

const app = createApp(App);

app.use(router);
app.use(
  createGtm({
    id: "GTM-○○○○○○○○"
  })
);

Vue2の場合

Vue2の場合はVue.js自体に合わせて少し書き方が変わりますが、「id」にGoogle タグマネージャーのIDを入力することは変わりません。

import VueGtag from 'vue-gtag';
import router from "./router";

Vue.use(VueGtag, {
  config: {
    id: 'GTM-○○○○○○○○'
  }
}, router);

「vue-analytics」が対応していないのでGoogle タグマネージャーを経由する方法しかできませんが、これでGA4に対応できます。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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