アクティビティモニタで「kernel_task」の暴走を落ち着かせるためには、CPU温度を下げる必要がある
Macのアクティビティモニタで確認できる「kernel_task」は、MacのCPUの温度管理をするプロセスです。
そのため、「kernel_task」の使用率が上がるとファンが回りだし、いかにもMacを酷使してる感が出てきます。
また、他のプロセスと違ってアクティビティモニタから強制終了もできないので、メモリ使用率が上がっていても、CPUの温度を下げる意外に治める方法はありません。
今回は、kernel_taskを落ち着かせるためにできる、CPUの温度を下げる方法についてまとめておきます。
CPUの温度を下げる方法
- 負荷の高いアプリを終了する
- SMCリセットを試してみる
- USB-Cでの充電は、左側ではなく右側から充電する
- ファンコントロール系のアプリを使用する
- ファンのほこりを掃除する
負荷の高いアプリを終了する
まずは基本的なことですが、アクティビティモニタを見て他に負荷をかけていそうなアプリがある場合は、それを終了させましょう。
SMCリセットを試してみる
Macの「SMC(システム管理コントローラ)」をリセットすることで、kernel_taskの暴走が落ち着く場合があります。
SMCリセットは、「Macの調子が悪いときはとりあえず試してみる」みたいな感じでよく言われますが、SMCの役割の1つに「ファンやその他の熱管理機能」があるので、試してみる価値が十分あります。
Touch ID付きのMacBook ProのSMCリセット方法は下記の通りです。
- Macをシステム終了する
- 「キーボード左のcontrol」「キーボード左側のoption」「キーボード右側のshift」と「電源ボタン」を長押し
- 4つすべてのキーを7秒押し続けてから指を離す
- 数秒待ってから電源ボタンを押して起動する
USB-Cでの充電は、左側ではなく右側から充電する
USB-Cでの充電を左側からすると、右側で充電するよりもCPU使用率が高くなり、結果kernel_taskも起動するようです。
いままでMagsafeが左側だったこともあって、なんとなく左側で充電していましたが、右側に変えました。
そもそも、充電を付けたままにせず外しておいた方が、発熱しにくいんでしょうが…
ファンコントロール系のアプリを使用する
Macのファンを最適化してくれるアプリを使うことで、冷却能力を最大限引き出せます。
自分のオススメはTG Proですが、Macでは本来できないファンの制御をサードパーティのアプリを使って制御することになるので、使用する場合は自己責任で試しましょう。
サードパーティー製のアプリは基本的に自己責任ですが、ファンコントロール系は設定によってはファンの回転を遅くして静かになる代わりに温度を高めてPCに負荷をかけてしまいます。
その変も考慮しつつちょうどいい設定を探る必要があります。
ファンのほこりを掃除する
ファンにほこりが溜まっていて、その影響で冷却能力が落ちていることもあるようです。
こちらの記事では、自力でほこり掃除をしていますが、Apple Careの対象外になってしまう可能性もあるのでApple Storeへ行って掃除してもらった方がよさそうではあります。