WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Alfred 4のターミナル機能で実行されるアプリをiTerm2に変更する方法

AlfredにはUNIXコマンドを入力して、それをターミナルで実行する「ターミナル」機能があります。

Alfred ターミナル機能

わざわざターミナルに切り替えることなく、Alfredを起動して>を入力した後にコマンドを入力して実行できるので非常に便利なのですが、実行されるアプリがOS標準の「ターミナル.app」になってしまいます。

自分はiTerm2というターミナルアプリを使っているので、今回はAlfred 4でiTerm2を実行する方法についてまとめておきます。

custom-iterm-applescripts-for-alfredでスクリプトをコピーする

iTerm2をターミナル機能で使うためには、専用のAppleScriptを取得する必要があります。
そのために、まずは「custom-iterm-applescripts-for-alfred」のGitへアクセスします。

「Text instructions」にかかれてあるコードをターミナル上で実行します(iTerm2のバージョンが3.1.1以上の場合は下記のコードを使用)。

curl --silent 'https://raw.githubusercontent.com/stuartcryan/custom-iterm-applescripts-for-alfred/master/custom_iterm_script_iterm_3.1.1.applescript' | pbcopy

custom-iterm-applescripts-for-alfredの実行

実行すると、ターミナル上は何も起こりませんが、クリップボードにAppleScriptがコピーされています。

コピーしたスクリプトの設定

Alfredの[開発環境]→[Features]→[Terminal]を開いて「Application」を「Custom」に切り替えます。

あとは先ほどコピーしたスクリプトを下のテキストエリアにそのままペーストします(追加ではなく完全に置き換え)。

Alfred ターミナルの設定

これで設定は完了です。
ターミナル機能を実行すれば、ちゃんとiTerm2が開いてコマンドが実行されるようになります。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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