CSS Nite in Kobe, vol.42「ユーザーの感情に寄り添い、検索エンジンからも評価される「ドリルライティング」実践講座」に参加してきました
先日開催されたCSS Nite in Kobe, vol.42「ユーザーの感情に寄り添い、検索エンジンからも評価される「ドリルライティング」実践講座」に参加してきました。
今回は細かい詳細実況はできませんが、その時の感想をメモ代わりにまとめておきます。
今回の登壇者
今回の登壇者はウェブライダーの松尾茂起さんです。
Web業界ではかなり有名な「沈黙のウェブマーケティング」「沈黙のウェブライティング」を手がけていたり、
最近はオンライン校閲・推敲支援ツールの「文賢」を手がけています。
今回のCSS Nite in Kobeでは、そんな松尾さんからユーザーの感情に寄り添い、検索エンジンからも評価される「ドリルライティング」という手法について学びました。
セミナー全体を通して
感想としては、かなり本質的な内容のセミナーでした。
こうしたライティング・SEOのセミナーはちょっとしたテクニックの話になりがちですが、結局は「ユーザーにより良い情報を伝える」につきるなと考えさせられました。
しかし、制作側に立ってしまうと、ビジネス的な観点でものを見てしまい、感情を無視してしまいがちなようにも感じます。
それで得た利益は一過性のものになってしまうと肝に銘じておきたいですね。
また、コンテンツはただ情報を提供するだけでなく、最終的にユーザーの行動を促す施策を考える必要があります。そのためにはユーザーがどんな感情で検索しているのか考えて、コンテンツ制作をしていく必要があります。
vol.40の田口さんのコミュニケーション回でも「行動・アクションを促す」という言葉がキーワードとして出てきましたが、コンテンツを作り提供するというのも一種のコミュニケーションなのかもしれません。
セミナー中紹介されたリンク
セミナー中に紹介されたリンクのメモになります。
- Betters(ベターズ)
- CHECK-LIST | あなたの未来を変えるチェックリスト
- 検索の仕組み | 検索アルゴリズム
- 「Googleは検索アルゴリズムの仕組みを公表していない」というイメージを持っていましたが、ちゃんと重要な部分を公表していたんですね。
- Google General Guidelines
- Googleの検索品質評価ガイドライン
- 英語しかありませんが、こちらの記事で日本語訳している方がいらっしゃいました
特に「検索の仕組み|検索アルゴリズム」の「検索キーワードを照合する」タブで書かれてある下記の1文が、検索アルゴリズムの本質を捉えているように思いました。
「犬」を検索する場合、必要なのは「犬」という単語が何百回も出現するページではありません。つまり、ただクエリの言葉を繰り返すだけでなく、クエリに対する答えが含まれているページかどうかを見極める必要があります。
検索の仕組み | 検索アルゴリズム
感情に寄り添うというのは、なかなか難しいことだとは思いますが、今回のセミナーで考えたことを普段の業務でも意識していきたいです。