WindowsでいうところのバッチファイルをMacで作成する方法
Windowsではコマンドを書いて.bat
拡張子で保存すれば、ダブルクリックでそのファイル内に書かれたコマンドが実行される「バッチファイル」というものが作れます。
Macでも同じようなことができないか調べたら.command
というファイルがあったので、今回はそれについてまとめておきます。
バッチファイルの作成方法
ファイルの作成
バッチファイル自体は普通にテキストエディタで作成して、拡張子を.command
にして保存すれば作成できます。
今回は下記の内容を入力して「open_bashrc.command
」という名前で保存します。
cd
open .bashrc
アクセス権の設定
保存したファイルをダブルクリックしたらコマンドが実行されるはずですが、「ファイル”open_bashrc.command”は、適切なアクセス権限がないために実行できません」というダイアログが表示されます。
これを解決するためには、ターミナルを開いたあと、open_bashrc.command
があるディレクトリに移動して下記のコマンドを実行します。
$ chmod u+x open_bashrc.command
ちなみに、Path Finderを使っている人であれば、Path Finderの情報パネルの「アクセス権」から「Owener:」の「Execute」をチェックすれば実行できるようになります。
権限の設定ができたら、open_bashrc.command
を改めてダブルクリックしましょう。
ちゃんとコマンドが実行されて、.bashrc
ファイルが開かれたら成功です。
何度も同じような操作をする場合はこのようにバッチファイルを作ってあげればラクになりますし、複数人で同じ作業をする場合も、一連のコマンドをバッチファイルにまとめて共有することで、他の人の作業時間を短縮してあげることもできますね。