WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

WindowsでいうところのバッチファイルをMacで作成する方法

WindowsでいうところのバッチファイルをMacで作成する方法

Windowsではコマンドを書いて.bat拡張子で保存すれば、ダブルクリックでそのファイル内に書かれたコマンドが実行される「バッチファイル」というものが作れます。

Macでも同じようなことができないか調べたら.commandというファイルがあったので、今回はそれについてまとめておきます。

バッチファイルの作成方法

ファイルの作成

バッチファイル自体は普通にテキストエディタで作成して、拡張子を.commandにして保存すれば作成できます。

commandファイルの作成

今回は下記の内容を入力して「open_bashrc.command」という名前で保存します。

cd
open .bashrc

アクセス権の設定

保存したファイルをダブルクリックしたらコマンドが実行されるはずですが、「ファイル”open_bashrc.command”は、適切なアクセス権限がないために実行できません」というダイアログが表示されます。

ファイル実行のアクセス権がありません

これを解決するためには、ターミナルを開いたあと、open_bashrc.commandがあるディレクトリに移動して下記のコマンドを実行します。

$ chmod u+x open_bashrc.command

ちなみに、Path Finderを使っている人であれば、Path Finderの情報パネルの「アクセス権」から「Owener:」の「Execute」をチェックすれば実行できるようになります。

Path Finderでアクセス権の変更

権限の設定ができたら、open_bashrc.commandを改めてダブルクリックしましょう。

ちゃんとコマンドが実行されて、.bashrcファイルが開かれたら成功です。

何度も同じような操作をする場合はこのようにバッチファイルを作ってあげればラクになりますし、複数人で同じ作業をする場合も、一連のコマンドをバッチファイルにまとめて共有することで、他の人の作業時間を短縮してあげることもできますね。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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