WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

入力関連のトラブルを防ぐためにも、システム環境設定の[キーボード]→[ユーザ辞書]を確認しておく

システム環境設定の[キーボード]→[ユーザ辞書]の右側に表示されるチェックはトラブルの元になるので全て外しておくのがオススメです。
(なぜデフォルトで全てオンになっているのか理解できないレベルの設定です)

この右側に表示されている機能にチェックが入っていると、入力した文字を勝手に変更してしまいます。

ユーザ辞書の右側の設定

ユーザ辞書の右側の設定は、ほとんどがおせっかいな機能になっています。

自分が入力したとき以外にも、ペーストした文字列に対して適応される項目もあるので、適応されたことに気がつかないでそのまま送信してしまいがちです。

[キーボード]→[ユーザ辞書]の右側

項目考えられるトラブル
英字入力中にスペルを自動変換サービス名や造語などを勝手に変えられる
文頭を自動的に大文字にする意図して小文字にしているものを勝手に大文字に変えられる
スペースバーを2回押してピリオドを入力発火するときとしないときの基準が不明確で、半角スペースが2個入るだけの状態になる
Touch Barに入力候補を表示タッチバーはそもそも使わないのでオフ
スマート引用符とスマートダッシュを使用引用符が勝手に別の文字に置き換わる
(しかも置き換わっていることに気づきにくい)

理解した上であえて使うのであればまだいいですが、多くの場合「なんかいつの間にか文字が置き換わっていた」「ちゃんと入力したはずなのになんで?」となってしまいます。

また、この設定はmacOS標準の日本語入力以外でも発火します。
「Google日本語入力やATOKの設定の問題だと思っていたけど、このユーザ辞書内の設定が原因だった」なんてことが起こります。

見逃しやすい設定ですし、全オフがオススメです。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

Twitterをフォロー Facebookでいいね