WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

さまざまな情報を一元管理するオールインワンのワークスペース「Notion」

他のノートアプリと考え方が異なる、さまざまな情報を管理する「Notion」

去年(2021年)から少しずつNotionを使っています。
ある程度使い方も固まってきたり、他ノートアプリとの使い分けの方針も固まってきたので、1度Notionについてまとめておきます。

Notion

Notion

公式サイトには「すべてのチームをひとつのワークスペースで」というキャッチコピーが書かれています。
そのキャッチコピーの通り、Notionでは様々な情報を整理・管理して、複数人で共有できます。

ノートアプリの場合は管理する情報は「テキスト」と「画像」くらいで、おまけでファイルや音声も添付できるようになっている場合が多いです。

しかし、Notionではテキストや画像と同じように、その他の形式のデータも重要視しています。
データを整理してプロジェクト管理やスケジュール管理をしたり、装飾やレイアウトもかなり種類が多いです。

そのため、個人的にはテキストを中心とした「ノートアプリ」というより、さまざまな情報を一元管理する「情報管理アプリ」というイメージを持っています。

ただ単にテキストでメモを書き残したい人からすると、機能が多すぎて逆に困惑してしまうかもしれません。

他のノートアプリとの使い分け

自分の場合、仕事のメモは基本的にEvernoteで取っています。
適当に書いたメモやタスクもあとから検索して探しやすいので、ほぼ使い捨てだけどたまに「あのときどういう風に決めていたっけ?」と振り返るときがあるものはEvernoteです。

がっつり文章を書くときはUlyssesというテキストエディタを使っています。
書くことに集中するための「タイプライターモード」があったり、文章を書く上で便利な機能が多くあります。

他にも気分を変えたいときはたまにBearというノートアプリで記事を書くときもあります。
Markdownに対応していて、なおかつそのままコピペで持っていってもMarkdown記法が残っているのが便利です(これはUlyssesも同じですが)。

そしてNotionでは、読書メモや個人的に勉強した内容を整理するための場所になっています。
あとから付け足しでどんどん情報を整理しながら増やしていく場所というイメージです。

まとめると下記のようになります。

  • Evernote:メモを残して、あとで必要なときに検索で見つけられるようにする場所
  • Ulysses:ガッツリ文章を書く場所
  • Bear:気分を変えて文章を書く場所
  • Notion:継続的に情報を付け足したりして、情報を整理しながら増やしていく場所

Notionの使い方

Notionの登録

まずは公式サイトからNotionに登録します。
メールアドレスを入力すると、そのメールアドレス宛にマジックリンクが送信されるので、それをクリックします。

もしくはメールアドレス宛にコードが送信されているので、そのコードを入力しても登録できます。

名前の設定や質問に答えて、最後の「Notionをどんな用途でご利用ですか?」に対して「チームと一緒に」か「自分のために」のどちらを選択するかで、最初のセットアップが少し変わってきます。

「Notionをどんな用途でご利用ですか?」

Notionアプリのインストール

Notionはウェブから閲覧できますが、アプリをインストールしておくと便利です。
公式サイトの「アプリダウンロード」ページからインストールして、ログインしておきましょう。

基本的な設定

Notionを開いたら、すでに先ほどの「Notionをどんな用途でご利用ですか?」の回答に合わせて最低限のページが用意されています。

サイドバーの[設定]→[設定]にある「ワークスペース名」や「アイコン」「ドメイン」を指定しておきます。

ドメインなどの最低限の情報を設定する

あとは好きにページを追加して情報をどんどん入力していきます。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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