WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Bartender 4の「Show for Updates」機能で、特定条件でメニューアイコンが表示されるようにする

Bartender 4の「Show for Updates」機能で、特定条件でメニューアイコンが表示されるようにする

Bartender 4の「Show for Updates」機能を使えば、普段はアイコンを非表示にするけど、特定条件のときだけ表示させられます。

Bartender 4

BartenderはMacのメニューアイコンを整理・管理するアプリです。
アプリを入れていくとメニューバー右上がどんどん増えていくので、その解決策としてオススメです。

  • あまり使わないアプリアイコンは普段隠しておいて、必要になったら表示させて使える
  • 管理画面からアプリアイコンの表示管理
    • アプリ毎の設定画面で非表示にして回る必要がなく、不要になったらBartenderから切り替えられる
  • 検索ボックスを表示させて、そこからアプリアイコンの検索・選択ができる
  • 特定の条件のときのみメニューアイコンを表示させられる

Bartender 4に関しては過去に記事にしています。

Show for Updates機能

Bartender環境設定の[Show for Updates]タブで設定できます。

「Show for Updates」タブ

デフォルトでは下記の3つが用意されていて、この3つに関しては特別なトリガーとなっています。

  • Show 「Battery」when on battery power
    • バッテリー電源を使用しているときにバッテリーアイコンを表示する
  • Show when time machine is backing up.
    • Time Machineでバックアップをしている最中にTime Machineアイコンを表示する
  • Show WiFi when not connected to a wifi network.
    • Wi-Fiに接続されていない状態だとWi-Fiアイコンを表示する

ちなみにそもそもメニューバーにアイコンがない場合は「Item is not in menu bar -」が先頭に付いて機能しなくなります。

これらの機能を使うことで、メニューバーはスッキリさせつつ必要なときに表示させたり、ちょっとした通知代わりにも使えそうです。

Show for Updatesの使い方

画面右上の「Show For Updates Enabled」スイッチを入れると、Show For Updates機能が有効になります。

Show For Updates有効・無効の切り替え

各トリガー右のスイッチをクリックして、有効化・無効化を切り替えられます。

Show for Updatesの新規トリガー追加方法

新規でトリガーを追加したい場合は、画面右下の「+」アイコンをクリックします。

トリガーの追加

次に対象とするメニューアイコンを選択します。

メニューアイコンの選択

選択したら「Create Show For Update Trigger」をクリックします。

画面が切り替わるので、次はトリガーを選択します。

ルールの選択

トリガーの数は全部で3つで、それぞれ設定項目が変わります。

  • item has any change:メニューアイテムに変更があった場合に表示
  • item is compared against saved image:画像と比較してアイコンが違う場合に表示
  • script returns true:スクリプトの結果がtrueの場合に表示

item has any change(メニューアイテムに変更があった場合に表示)

「item has any change」を選択するとメニューアイテムに変更があった場合にアイコンが表示されるようになります。

item has any change

項目内容備考
show forアイコンを表示する時間を選択
  • 1 Second
  • 5 Seconds
  • 10 Seconds
  • 15 Seconds(デフォルト)
  • 30 Seconds
  • 1 Minute
  • 1:30 Minutes
  • 2 Minutes
  • 3 Minutes
  • 5 Minutes
  • 10 Minutes
if menu bar is hidden when triggered,
show the menu bar
選択したアイコンが非表示エリアに登録されていた場合、
表示するかどうか
 

item is compared against saved image(画像と比較してアイコンが違う場合に表示)

「item is compared against saved image」を選択するとメニューアイコンとあらかじめ設定した画像を比較して、違いがある場合にアイコンが表示されるようになります。

item is compared against saved image

項目内容備考
image to compare to比較元になる画像を指定する「Refresh Image」を選択すると、
現在のアイコンがセットされる
show when
  • 「it does not match image」:画像と現在のアイコンが違う場合に表示
  • 「it matches image」:画像と現在のアイコンが同じ場合に表示
 
show forアイコンを表示する時間 
if menu bar is hidden when triggered,
show the menu bar
選択したアイコンが非表示エリアに登録されていた場合、
表示するかどうか
 

script returns true(スクリプトの結果がtrueの場合に表示)

「script returns true」を選択するとスクリプトを実行して、結果がtrueの場合にアイコンが表示されるようになります。

script returns true

項目内容備考
Shell Script to run to test
if item should show
アイテムが表示されるか判定するシェルスクリプト「Test Run Script」をクリックすると
実行結果が表示される
run script everyスクリプトを実行する間隔 
show forアイコンを表示する時間 
if menu bar is hidden when triggered,
show the menu bar
選択したアイコンが非表示エリアに登録されていた場合、
表示するかどうか
 

トリガーを選択して設定したら、「Done」をクリックして追加完了です。
削除したい場合は「Delete Show For Updates」をクリックします。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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