WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

さくらのレンタルサーバで.htaccessが原因で500エラーになってしまう場合のチェックリスト

さくらのレンタルサーバで.htaccessが動かない場合のチェックリスト

さくらのレンタルサーバを使ったときに、.htaccessがうまく動かず500エラーが出てきました。

いろいろ原因を探ったところ、文字コードが原因だと分かりました。
他のレンタルサーバだとあまり意識したことがなかったので焦りましたが、今後同じようなことが起きたときのためにチェックしたポイントをまとめておきます。

チェックすること

1. htaccessの中身が正しいか確認

まず、.htaccessの中身が間違っていると、動かないのは当然なので、内容が合っているかどうか確認しましょう。

自分の場合、別のレンタルサーバーでは動いたはずのコードがさくらのレンタルサーバーでは動かなかったので、中のコードが間違っているわけではないと判断できました。

構文エラーがないかどうかチェックしてくれるサイトもあるので、1度確認しておきましょう。

2. htaccessの文字コードと改行コードの確認

多くのテキストエディタで、現在改行コードは「UTF-8」がデフォルトです。

さくらのレンタルサーバーでも「UTF-8」または「EUC-JP」であれば問題ないとのことだったので、いつも通りUTF-8で作っていたら500エラーになりました。

設定項目設定内容
文字コードUTF-8またはEUC-JP
改行コードLF

EUC-JPに変えて再度アップしたところ、動くようになったので、他にいろいろ試したけど解消されない方は度試してみるとよさそうです。

文字コードや改行コードは、テキストエディタごとに設定場所が異なりますが、Visual Studio Codeの場合は右下に表示されているので、クリックして変更できます。

Visual Studio Codeの文字コード設定

3. パーミッションの確認

他にも.htaccessのパーミッションは「644」である必要があります。

ファイルパーミッション
.htaccess644
実行ファイル755または705

PHPやCGIなどの実行ファイルの場合は「755」か「705」にする必要があるみたいです。

Transmitであれば、インスペクタの下の方に表示されます。
「グループ」と「その他」の書きがオフになっていて、それ以外が許可されている状態であればOK。

Transmitのパーミッション設定

そうなっていない場合は、上のボタンをクリックして切り替えて「適用」をクリックすれば変更できます。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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