WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

WordPressの自動バックグラウンド更新を無効にする方法とその注意点

WordPressの自動バックグラウンド更新を無効にする方法とその注意点
この記事の要約

WordPressの自動アップデート機能を無効にしたい場合はfunctions.phpに下記コードを追加する。

add_filter( 'allow_minor_auto_core_updates', '__return_false' );

WordPressには、マイナーアップデートであれば自動でWordPressをアップデートしてくれる「自動アップデート機能」があります。

  • セキュリティの問題を考えると、WordPressはちゃんとアップデートしておきたい
  • マイナーアップデートなので、そこまでアップデートによって不具合が起きる可能性が低い

上記の理由から、デフォルトではオンに設定されています。

しかし、それでも「アップデートを自動でされて動かなくなると困る」「ちゃんと開発環境でアップデートして確認してから、アップデートしたい」という方はこの機能をオフにできます。

functions.phpでオフにする方法

下記のコードをテーマフォルダ内のfunctions.phpに追加すると、マイナーバージョンの自動アップデートをオフにできます。

/* 自動バックグラウンド更新を無効化する */
add_filter( 'allow_minor_auto_core_updates', '__return_false' );

メジャーバージョンの自動アップデートをオンにする方法

マイナーバージョンの自動アップデートはデフォルトではオンになっていますが、メジャーバージョンの自動アップデートはオフになっています。
これを自動アップデートするようにしたい場合は、functions.phpに下記のコードを追加します。

オフにしたい場合はコードを削除すればOKです。

/* メジャーバージョンの自動バックグラウンド更新を有効化する */
add_filter( 'allow_major_auto_core_updates', '__return_true' );

プラグインの自動アップデートをオンにする方法

プラグインの自動アップデートをオンにしたい場合は下記のコードを追加します。

/* プラグインの自動バックグラウンド更新を有効化する */
add_filter( 'auto_update_plugin', '__return_true' );

オフにする場合はWordPressのチェックでエラーが出る

オフにした場合は、WordPress管理画面にある[サイトヘルスステータス]でエラーが出るようになります。

自動アップデートが無効になっている

逆に、何も設定していないはずなのに、ここでエラーが出ている場合は、functions.phpにオフにするコードが紛れている可能性があるので確認するようにしましょう。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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