Alfredで特定のフォルダ内だけを検索するWorkflowを作成する方法
自分の場合はDropbox内の「03_Works」というフォルダ内に仕事関連のフォルダは全て格納しています。
今回はAlfredのWorkflow機能で、「仕事用フォルダ内を検索するWorkflow」を作ってみます。
Workflowの作成
まずはAlfredの環境設定の[Workflows]のサイドバー下の「+」ボタンを押し、「Blank Workflow」をクリックして必要情報を入力します。
今回の場合は「仕事用フォルダ内を検索するWorkflow」なので、名前は「Work Folder Search」としておきます。
検索部分の設定
黒い背景部分を右クリックして、[Inputs]→[File Filter]を選択します。
このWorkflow Objectを使うと、ファイルの検索ができたり、検索するフォルダの指定もできます。
「Keyword」はWorkflowを発火させるためのキーになります(今回は「Work」の頭文字の「W」を設定します)。
「Placeholder Title」はAlfredに表示されるときに上に表示されるテキストで、「Placeholder Subtext」は下に小さく表示されるテキストです。
ちなみに文章中に{query}
と入力すると、入力したテキストがそこに入るようになります。
「File Types」の部分では検索するファイルの種類を設定します。
右下の「+」ボタンを押して、入力欄に「public.folder」と入力すると、フォルダだけ検索されるようになります。フォルダ以外を設定したい場合は下記のようになります(もしくは、登録したいファイルをドラッグでも追加可能です)。
ファイルの種類 | 入力テキスト |
---|---|
フォルダ | public.folder |
画像 | public.image |
PNG | public.png |
JPG | public.jpeg |
データ | public.data |
HTML | public.html |
CSS | public.css |
JavaScript | com.netscape.javascript-source |
次に、「Scope」タブへ移動して、「Search Scope」部分に検索対象にしたいフォルダをドラッグアンドドロップします。
「Limit and Sort」タブにある「Sort by」で検索結果の順番を設定できます。
デフォルトだと「Alfred’s Knowledge」ですが、「Creation Date(作成日順)」か「Last Modified Date(更新日順)」に変えておくと便利です。
ひと通り設定し終わったら「Save」を押して保存します。
Finderを開く部分の設定
File Filterの右横にあるポッチをクリックして[Actions]→[Reveal File]を選択します。
このWorkflow Objectを使うと、指定したファイルをFinderで開けます。
「Reveal Path」の部分にパスを設定すれば、指定したファイルをFinderで開けます。
ただ、今回の場合は先ほど設定した「File Filter」で取得したファイルを開きたいので、{query}
と入力して「Save」を押せばOKです。
Workflowの確認
これでWorkflowは完成したので、試しにAlfredで「w」とspaceを入力したあとにテキストを入力すると、そのテキストで指定フォルダ内を検索できます。