ATOKの8カ国語クラウド翻訳変換を使って、英語の翻訳をすばやく行う方法
日本語から英語への翻訳をしたいとき、一般的なのはGoogle翻訳を使う方法だと思います。
わざわざGoogle翻訳ページを開くのが面倒な人は、Alfredを使えばすばやくGoogle翻訳ページへ移動して翻訳できます。
ある程度の文章レベルの翻訳であれば、これでいいのかもしれませんが、単語レベルの翻訳をしたい場合は少し面倒に感じます。
また、ウェブの仕事をしていると英語に変換したくなるときがあります。
- 指示をするときにクラス名を伝えたり、アプリのボタン名を伝えるとき
- ぼたん → button
- めにゅー → menu
- アプリケーション名が英語なのでそれを正確に入力したいとき
- ふぃーちゃー → feature
- ぷっしゅ → Push
ButtonやMenuレベルであればそのまま英語で入力しますが、長い単語になってくるとわざわざ入力するよりも日本語で入力して英語に変換した方が、早くて正確です(スペルミスのリスクが少ない)。
ただ1度英語に変換してしまうと、ATOKがそれを学習して、今度はカタカナに変換したいときに英語に変換されてしまって困ります。
- 短い単語を素早く翻訳したい
- ただ、普通に変換したいときに影響が出て欲しくない
この2つの問題を一気に解決できるのがATOKのクラウド翻訳変換です。
ATOKのクラウド翻訳変換の設定
Macのメニューバーの入力ソースから[翻訳変換…]を選択します。
クラウド翻訳変換の設定メニューが表示されるので、「クラウド翻訳変換する」を選択します(チェックが入っていればOK)。
翻訳する言語の選択は「クラウド翻訳変換 翻訳言語の選択」から全8ヶ国語の中から選択できます。
- 英語
- 中国語
- 韓国語
- ドイツ語
- イタリア語
- フランス語
- スペイン語
- ポルトガル語
8ヶ国語用意されてあるのはすごいですが、正直英語以外は使わなさそうです(それ以外の言語の場合はGoogle翻訳を使うため)。
ATOKのクラウド翻訳変換の使い方
クラウド翻訳変換がオンになっていると、変換時に「<<翻訳変換>>」タブが表示されるようになります。
表示されたらあとはshift + returnで変換できます。
「サンプル」のようなカタカタはもちろん「Sample」に翻訳変換できます。
他にも「翻訳」のような普通の単語もちゃんと「Translation」になります。
ある程度長い文章でも一応変換できますが、正確性に欠けるので、単語レベルでとどめておいたほうが良さそうです。
また、「クラウド翻訳変換」という名前からも分かるとおり、ネットにつながっていないと使えないので注意が必要です。