Google Chromeのサイト内検索(カスタム検索)機能を別のプロファイルに移行する方法
Google Chromeには、アドレスバーに特定キーワードのあとに文字を入力することで、特定サイト内を検索する機能があります。
たとえば、自分の場合は「tre(Translation Englishの略)」と入力したあとに半角スペース、英語を入力して検索するとGoogle翻訳が開いて、入力したキーワードの翻訳が表示されるように設定しています。
しかし、この設定はプロファイルに紐付いているため、別プロファイルを追加すると設定をし直す必要が出てきます。
移行する方法を見つけたので、今回はその方法についてまとめておきます。
そもそもAlfredのカスタム検索の方が良い
Alfredにも「カスタム検索(Custom Search)」という名前で同じ機能があります。
これならプロファイルが変わっても開けますし、Google Chromeがアクティブになっていなくてもいきなり検索できます。
サイト内検索の設定方法
サイト内検索の設定方法はGoogle Chromeの[設定]→[検索エンジン]→[検索エンジンとサイト内検索を管理する]で「サイト内検索」の「追加」ボタンをクリックします。
あとはクエリとなる部分を「%s
」に置き換えて設定して「保存」をクリックするだけです。
「ショートカット」の部分がアドレスバーに入力するキーワードになります。
サイト内検索のプロファイル移行
サイト内検索のプロファイル移行は、Google Chromeのデータを直接Finderでコピーして持っていきます。
なお、macOSでの確認しかしていないため、Windowsも同じ設定ファイル名になっているかどうかは不明です。
作業前は念のために対象となるファイルをバックアップするようにしましょう。
下記のパスに「Web Data」ファイルがあります。これがサイト内検索の設定が入っているデータのようです。
/Users/ユーザー名/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/Web Data
ちなみに、このファイルがある「Default」フォルダがGoogle Chromeのデフォルトプロファイルと一致しています。
それ以降のプロファイルは「Profile 1」「Profile 2」のように「Profile [数字]」の形式でフォルダが作成されています。
デフォルトプロファイルの設定を、プロファイル1に移行したい場合は「Default/Web Data」を「Profile 1/Web Data」にコピーして上書きします。
これでGoogle Chromeを再起動すると、移行が完了しました。