WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

MacのGoogle日本語入力のキー設定で単語登録のショートカットキーを追加する方法

Google日本語入力単語登録ショートカット

最近MacでGoogle日本語入力を使用しています。キー設定をMS-IME・ATOK・ことえり・カスタムの4種類から選択できる点であったり、Mac標準キーボードに比べて話題の単語が変換で出て来やすかったり、色々理由はありますが、何より無料で使えるのが僕の中では大きかったりします。

そんなGoogle日本語入力ですが、単語登録をしたくなった時に毎回メニューバーから「単語登録」をクリックするのが非常に面倒。キーマップスタイルをATOKにしているので、Ctrl+F7で単語登録画面が立ち上がるはずなのに、たまに立ち上がらない時がある。というわけで設定を少しいじってみました。

単語登録のショートカットキー設定

まずはメニューバーの入力ソースを開いて「環境設定」をクリックします。

GoogleIME - Setting

Google日本語入力の入力設定画面が表示されるので「一般(General)」タブの「(キー設定)Keymap」の「キー設定の選択(Keymap Style)」の編集(Customize)ボタンを押しましょう。
ちなみに、Google日本語入力という名前のIMEのはずなのに何故設定画面が英語なのか謎です。少し前まで日本語で書かれていた記憶があるのですがいつの間にか英語になっていて、1度インストールし直したりもしたのですが治らず…これが仕様?

GoogleIME - shortcut

編集ボタンを押すとキー設定画面が表示されます。
ここで主にGoogle日本語入力のキー設定ができます。

GoogkeIME - keymap setting

1列目は設定を発動するタイミング。2列目はショートカットキー。3列目に実行する内容を選択します。新規でキー設定を追加したい場合は左下の「編集(Edit)」をクリックして「エントリーを追加(New entry)」を選択すれば新しい行が追加されます。

あとはそれぞれの項目をダブルクリックして設定していくだけです。ちなみに単語登録画面を立ち上げるのは「単語登録を起動(Launch word register dialog)」なので3列目ではそれを設定してあげます。ショートカットキーはCtrl+F7で慣れてしまっているのでそれを使用。

モードの設定部分について

ちなみにATOKのキー設定だと、どうやら直接入力(Precomposition)の時にCtrl+F7を押すと単語登録画面が立ち上がる設定になっていたみたいです。まだイマイチこのタイミング部分がきちんと理解できてないのですが、まとめてみると下のような感じでしょうか?

直接入力(DirectInput)テンキーからの入力が「直接入力」で入力している際に機能する
入力文字なし(Precomposition)何も文字を入力していない際に機能する
変換前入力中(Composition)入力時、変換する前の状態の時に機能する
変換中(Conversion)変換中に機能する
サジェスト表示中(Viewing suggestion)サジェストボックスが表示されている際に機能する。
サジェスト選択中(Selectiong suggestion)表示されたサジェストを選択している際に機能する。

直接入力という部分は「一般(General)」パネルの「基本設定(Basics)」の一番下にある「テンキーからの入力(Input from numpad keys)」が直接入力(DirectInput)になっている状態で入力した時に機能するキー設定だと思います。
最初見た時に、Windowsなら直接入力ってあるけどMacの直接入力ってなんだ?と結構考えてました。入力ソースにも直接入力なんて無かったですし…

最終的な設定

GoogleIME - 最終的な設定

最終的に文字入力時はどんな時もCtrl+F7を押せば単語登録画面が表示されるようにしたかったので、全てのモードに登録しました。ただ、入力モードになっている必要があるため、文字入力時以外の時はCtrl+F7を押しても何も起きません…

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

Twitterをフォロー Facebookでいいね