WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Keyboard Maestroを使ってDropboxの「同期の無視」を簡単にできるようにする

Keyboard Maestroを使ってDropboxの「同期の無視」を簡単にできるようにする

Dropboxの「同期の無視」機能を使えば、node_modulesなどのクラウド上にアップしたくないファイルを無視して、Mac上のみに存在させられます。

ただ、この同期の無視機能はDropboxアプリやターミナルコマンドからしか設定できません。

Dropboxアプリならまだ使いやすいとは思いますが、自分の場合はプランの問題なのかまた一部ユーザーにしか開放されていないからなのか分かりませんが、Dropboxアプリから設定できないのでターミナルから設定する必要があります。

無視したいファイルのパスをコピーして、ターミナルからいちいち設定していくのは面倒です。
というわけで、Keyboard Maestroを使って簡単に設定できるようにしてみました。

完成したマクロ

完成したマクロは下記になります。
Finderの場合とPath Finderの場合でそれぞれ作成しています。

Finderで選択したファイルをDropboxの同期の無視に追加

下記のリンクからダウンロードができるようにしておきますので、インストールして使ってください。

やっていることはAppleScriptでFinderやPath Finderのパスを変数にコピーして、ターミナルコマンドを実行しているだけです。

また、ショートカットキーからすぐに実行されてしまうと、間違えてショートカットキーを押したときに「同期の無視」が設定されてトラブルのもとになってしまうので、発火したあとに確認用のアラートが表示されるようにしています。

Keyboard Maestroのアラート

enterを押せばそのまま実行されますし、escを押せばキャンセルされます。

ちなみに、Path Finder用のマクロとの差は、AppleScriptでのパスの取得方法が違っているだけです。

Path Finderで選択したファイルをDropboxの同期の無視に追加

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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