WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

macOSのシステム環境設定「一般(General)」の設定見直し

今回はシステム環境設定の中でも基本的な設定項目である「一般」を見直します。

一般(General)の設定

一般ではMacの最も基本的な設定が行なえます。

項目内容備考
外観モードライトモードとダークモードの切り替えAppleScriptやKeyboard Maestroなどでも切り替え可能
アクセントカラーメニューの選択時やチェックボックスなどのカラーを変更 
強調表示色ファイル選択時のカラーを変更 
サイドバーのアイコンサイズFinderのサイドバーのアイコンサイズを変更 
メニューバーを自動的に表示/非表示チェックすると、メニューバーを普段非表示にしておいて
マウスを近づけると表示するようにする
 
スクロールバーの表示スクロールバーの表示に関しての設定 
スクロールバーのクリック時スクロールバーをクリックしたさいの挙動を選択「次のページへ移動」だと、半ページスクロール的な挙動になる
デフォルトのWebブラウザデフォルトのブラウザを設定する 
書類を閉じるときに
変更内容を保持するかどうかを確認
書類をとじるときにダイアログが表示されるようになる 
アプリケーションを終了するときに
ウインドウを閉じる
次回アプリケーション起動時にウインドウが残らなくなる 
最近使った項目「最近使った項目」に表示される書類の数を設定 
このMacとiCloudデバイス間での
Handoffを許可
同じAppleIDでログインしている端末間で
Handoffを許可する
チェックすると、ユニバーサルクリップボードが使用できる
使用可能な場合は滑らかな文字を使用  

ダークモードの切り替え方法

ダークモードを切り替えるたびに、わざわざこの[システム環境設定]→[一般]までやってくるのは面倒です。

代表的な方法をまとめておくので、下記の中からどれか選んで設定しておきましょう。

  • Keyboard Maestroを使って、ショートカットキーで切り替える
  • BetterTouchToolを使って、ショートカットキーで切り替える
  • f.luxを使って、日暮れと同時に自動で切り替える
  • Alfredを使って、キーワードで切り替える

また、macOS Catalinaからは「ライトモード」「ダークモード」の他に「自動切替」が追加されていて、時間に応じて自動で切り替えてくれます。

スクロールバーは状況に応じて切り替え

「スクロールバーの表示」に関しては、普段は「スクロール時に表示」で良さそうですが、ウェブ制作をするときなど、表示の確認をするときには「常に表示」に切り替えて確認した方が良い場合もあります。

具体的な例としては、スクロールバーの表示位置が、paddingの設定の関係で中途半端なところに表示されてしまっている場合がよくあります。

スクロールバーが隠れているため気が付かずスルーしてしまいますが、「常に表示」に切り替えるとおかしいことに気づけます。
初心者の方に多いので、そういう人は「常に表示」で固定していてもいいかもしれません。

ユニバーサルクリップボード

Handoffを許可しておくと、ユニバーサルクリップボードという機能が使えます。

この機能は他のiOSデバイスとクリップボードを共有する機能で、例えば「MacでコピーしたテキストをiPhoneでペースト」みたいなことができます。

かなり便利なのでオンがオススメです。

その他ユニバーサルクリップボードを利用するためには「デバイスがWi-Fiに繋がっている」「デバイスどちらもHandoffになっている」「Bluetoothがオンになっている」などの条件があります。

さらに詳細が知りたい方は、過去記事の方もご覧ください。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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