Macで録画から編集までが比較的簡単にできるScreenFlow 8の基本操作
動画の編集ソフトといえば、AdobeのPremiere ProやAppleのFinal Cut Proが有名ですが、自分はScreenFlowというアプリケーションを使っています。
今回はそのScreenFlowについてまとめておきます。
ScreenFlow
ScreenFlowはMacの画面を録画して編集するアプリケーションです。
Premiere ProやFinal Cut Proなどが編集のみなのに対して、ScreenFlowは録画から編集までをひとまとめでしてくれます(もちろん撮影済みの動画を取り込んで編集することも可能です)。
他の動画編集ソフトに比べて直感的に操作ができますし、単純なカット・シーンチェンジ・テキスト入力くらいであればすぐに使えるようになります。
ScreenFlowのインストール
ScreenFlowの公式サイトからダウンロードはできます。
製品版は$129かかりますが、フリートライアル版であれば透かしは入るものの、普通に利用できるのでまず試してみたい人はフリートライアル版を使いましょう。
基本的な使い方
新規書類の作成方法
ScreenFlowでは編集する動画1本のことを「書類」と呼んでいます(少し違和感がありますが)。
書類の作成方法は3つあって、それぞれ開始画面のサイドバーから選択します。
- 録画して作成する方法
- 空の書類を新規作成する方法
- テンプレートから新規作成する方法
ちなみに録画はMacのデスクトップだけでなく、同時にカメラなどからビデオ録画ができますし、音もマイクからの音声とMac内の音両方を録音できます。
基本の画面
ScreenFlowの編集画面は、大きく分けて3つに分けられます。
- プレビュー画面(実際の動画が表示される)
- インスペクタ(素材一覧を見たり、テキストの設定を行う)
- タイムライン(必要な要素を並べて編集していく)
インスペクタでできること
インスペクタの上の方に表示されているアイコンをクリックすると、インスペクタを切り替えて目的の要素を追加できるようになります。
インスペクタ | できること |
---|---|
ビデオ | 動画の拡大縮小や位置・切り取りの設定など |
オーディオ | 音声に関する設定 |
ビデオモーション | 動画の動き(アニメーション)に関する設定 |
画面録画 | ScreenFlowの機能で画面収録した動画の設定 (ScreenFlowの機能で収録したもののみ設定可能) |
コールアウト | マウスカーソルを強調させたりする設定 |
タッチコールアウト | iOS録画画面の指の動きを動画に表示する設定 |
注釈 | 線や長方形などの図形の設定 |
テキスト | テキストに関する設定 |
メディア | 動画や音声、その他素材を置いておく場所 |
カット編集
カットしたい場合は、カットしたい部分の開始位置にタイムラインのスクラバー(赤い線)を合わせて赤い取っ手をクリックするか、Tを押すと動画を切れます。
あとはカットしたい部分の終了位置にスクラバーを持ってきて先ほど同様に切って間を削除して詰めればカット完了です。
動画の要素を重ねればトランジションの設定も可能です。