画面キャプチャから動画編集までできるScreenFlowの基本的な設定

最近動画も試してみたいと思い、画面キャプチャから動画編集までできるScreenFlowというアプリをインストールしてみました。

今回はインストールしてから最初に行った設定に関してまとめておきます。

環境設定

まずはScreenFlowの環境設定から見ていきます。

ScreenFlowは、ショートカットキーの設定もちゃんとサポートしていますし、デフォルトで設置するトラックの設定などもカスタマイズできるので、最初に設定してしまうというより、使っていく中で少しずつ自分に馴染むように設定していくイメージです。

とはいえ、最初に設定しておいた方がいい項目もあるので、ちゃんと確認しておくようにしましょう。

［一般］では、基本的な設定をします。

項目	詳細	備考
メニューバーに ScreenFlow のオプションを表示	メニューバーの表示・非表示切り替え
カウントダウン： ◯秒間、その後録画開始	録画開始を押してから、録画までのカウントダウン	5秒がデフォルト
診断および使用状況情報を送信
マウスを使って拡大／縮小するときのアスペクト比を固定	チェックが入っていると、普通にドラッグでアスペクト比固定、 `shift` + ドラッグで自由に拡大縮小になります	Adobe系のツールに慣れている人は、ここはチェックを外すのをオススメします
ユーザのログイン時に ScreenFlow Helperを起動
起動時に ScreenFlow のアップデートを確認

特に「マウスを使って拡大／縮小するときのアスペクト比を固定」は、どちらがいいか必ず確認しておきましょう。

［タイムライン］では編集時のタイムラインのデフォルト設定が主になっています。

項目	詳細	備考
ペースト後にスクラバーを再配置	スクラバー（赤い線）を、ペーストしたクリップの最後に再配置するようになる
SMPTE タイムコードを使用	時間が「0s」「1s」などから「0」「00:00:01:00」のような表示に変わる
デフォルトのトランジション	デフォルトで設定されるトランジション
デフォルトのトラックの高さ	トラック追加時のデフォルトトラックの高さ	「小」に設定
デフォルトのアクションカーブ	アクション設定時のデフォルトのアクションカーブ	「イーズイン／アウト」に設定
デフォルトの長さ	それぞれのクリップやアクションのデフォルトの長さの設定

「デフォルトの〇〇」系の設定は、最初に決めてしまうより、編集作業をしていくうちによく使うものが決まってくると思うので、そのときに設定していく方が良さそうです。

［ショートカット］では、ショートカットキーの設定ができます。

「キーボードショートカットセット」という設定を追加してカスタマイズします。書き出しもできるので、バックアップとして保存しておけるのはかなり便利です。

［詳細設定］ではさらに細かい内容が設定できます。

項目	詳細	備考
ビデオの拡大	「スムーズ」だと拡大がスムーズになって、「シャープ」だとある程度段階的に拡大するようになる
画面録画の圧縮	画面録画時の圧縮方法を選択する	ロスレスというのは、Appleの可逆圧縮方式だそうです。
コンピュータのオーディオ	Mac内の音声を収録するためのドライバをインストール