WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Bluetoothデバイスのメニューアイコンを追加したり、バッテリー情報を表示させる「ToothFairy」

Bluetoothデバイスのメニューアイコンを追加したり、バッテリー情報を表示させる「ToothFairy」

今回はBluetoothデバイスのバッテリー情報をメニューバーに表示させたり、接続をラクにする「ToothFairy」についてまとめておきます。

ToothFairy

ToothFairy

ToothFairyはMacのBluetoothデバイスの接続用のアイコンを追加する、Mac App Storeで730円の買い切りアプリです。

本当にちょっとしたことですが、Bluetoothデバイスの接続って結構面倒なんですよね。
特にMacとiPhone両方で使っている場合は切り替えに手間取ったりしますが、その辺りを解決できます。

Setappの活用

ToothFairyは買い切りアプリですが、有料アプリが使い放題になるサブスクサービスのSetappにも登録されています。

Setappを使っている人はインストールできるので試せますし、後述するBartender(これもSetapp対象)との相性がいいので一緒に使えます。

基本的な使い方

Bluetoothデバイスの登録

ToothFairyを起動すると、設定画面が表示されます。
ここに設定するBluetoothデバイスの一覧が表示されますが、最初はなにも登録していないので空になっています。

ToothFairyの設定画面

「+」アイコンをクリックして、Bluetoothデバイスを選択するとデバイスが追加されます。
あとはデバイスを選択して、各設定します

Bluetoothデバイスの選択

Bluetoothデバイスの設定

Bluetoothデバイスの追加ができたら、そのデバイスを選択して設定します。

Bluetoothデバイスの設定

「メニューバーで使用するアイコン」ではメニューに表示させるアイコンを設定します。
現時点で41種類用意されているので、困ることはなさそうです。

メニューバーで使用するアイコン一覧

「メニューバーにバッテリーの状況を表示」にチェックを入れるとメニューアイコンの右にバッテリー状態がバーで表示されます。
あとは「グローバルホットキーで接続を切り替え」にショートカットキーを設定すると、ショートカットキーでデバイスの接続をトグルで切り替えられるようになります。

Bluetoothデバイスの接続切り替えはBetterTouchToolでもできるので、環境の同期を考えるとあえてToothFairyでやる必要もありませんが……

詳細設定

「詳細…」ボタンを押すとさらにマニアックな設定ができます。

Bluetoothデバイスの詳細設定

項目内容備考
音声出力のみ接続したBluetoothデバイスでマイクを使用しないようにする 
接続専用モードトグルで接続を切り替えるのではなく、接続のみするトグルだといま接続しているかどうか気にする必要があるが、
接続専用にしておくととりあえず発火すれば接続できるようになる
接続後にシェルスクリプトを
実行してください
下の入力エリアに記述したシェルスクリプトが接続後に実行される 
接続解除後にシェルスクリプトを
実行してください
下の入力エリアに記述したシェルスクリプトが接続解除後に実行される 

Bartenderとの組み合わせ

BartenderのShow for Updates機能と組み合わせると、Bluetoothデバイスに接続している間だけメニューバーにアイコンを表示させるような使い方ができます。

メニューバーに並んでいる数だけ接続しているので分かりやすくなるのと、バッテリー状態の確認にも使えます。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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