Ulyssesで記号を使ったマークアップを無効化する方法|毎回エスケープするのが面倒なときに使える
Ulyssesを使っていると、Markdown記法が邪魔になって、普通に記号を入力したいだけなのに装飾が入ってしまうことがあります。
無視すればいいものもありますが、たとえばリンクは角括弧([]
)を入力すると自動でリンク化されてしまいます。
他にもアンダーラインを入力すると斜体に反応して、自動でもう1つアンダーラインが入力されてしまいます。
普段の文章は問題ありませんが、こうした記号は技術的な内容を書くときには頻繁に出てくる場合があります。
エスケープ方法
バックスラッシュ(\
)を直前に入力するとエスケープできます。
1つ2つのレベルであれば、この方法で対処できます。
新規マークアップを作成する方法
大量に記号を入力する場合、いちいちエスケープするのは面倒です。
そこで、いっそMarkdown記法を無効化してしまう手もあります。
メニューバーの[Ulysses]→[環境設定…]で[マークアップ]タブを開きます。
デフォルトだと「Markdown XL」が選択されていますが、ここで「新規マークアップ…」を選択します。
マークアップの名前は分かりやすいように「Plaintext」などにしてテンプレートは「なし」を選択します。
メニューからマークアップを変更
メニューバーの[編集]→[マークアップを変更]→[Plaintext(登録したマークアップ名)]で切り替えができます。
これでマークアップされずに、全ての記号がプレーンに表示されるように変わりました。
もとに戻したいときは[編集]→[マークアップを変更]→[Markdown XL]など元の設定を選択すれば戻ります。