1Passwordを便利に使うための小技や整理術!
1Passwordはかなり便利ですが、後先考えずに適当にログイン情報を追加していってしまうと、後で情報がたくさんになってから整理しようとすると大変です。
まだログイン情報が少ないうちに、ある程度ルールを決めておいて、整理しながら情報を増やしていくように心がけましょう。
今回は自分が1Passwordを整理するときに意識しているルールや小技をいくつか紹介します。
名前の付け方
「この付け方がいい!」というより、ちゃんとルールがあって統一されているかどうかが大事です。
例として自分の名前の付け方を書いておきます。
- 「サービス名(読み方)|詳細」という風に「|」で区切る
- 「_」や「-」はサービス名に入っている場合もあって紛らわしい
- 1Passwordで見るとなんだかんだ「|」で区切るのが1番見やすかった
- 丸括弧を使うときは、主にサービスの読み方などを設定するとき
- たまにしか使わないサービスは検索に引っかかりやすくするために情報を増やす
ダブルクリックすると「|」で区切って選択できるのもポイントです(「_」で区切っているとダブルクリックで1行全て選択されてしまう)。
Slackなどはサブドメインも入力しておく
Slackなどの「ウェブサイト」と「アプリ」の両方があるサービスは、チームのサブドメイン名もログイン情報の中に入れておくと便利です。
「URLをコピー」だと前後の余計な「 https:// 」や「slack.com」なども入ってしまうので、サブドメインだけコピーができるようにしておきます。
ちなみに、Alfredと1Passwordを連携している人であれば、command + enterでログイン情報を選択すると、ページは開かれずにログイン情報が表示されるので、「アプリでログインしたいのにブラウザでSlackが開いてしまった!」が発生しなくなります。
カテゴリは分けておく
「FTP」や「DB」などの情報もすべて「ログイン」に入れている人がためにいますが、カテゴリがあらかじめ用意されているものはそちらで管理した方が、項目が最初から用意されているので便利です。
中には「運転免許証」など1つしかなく、カテゴリと呼んでいいのか分からないものもありますが、あえて別のカテゴリで作成する理由もないのでカテゴリは目を通して、既に用意されているカテゴリは利用するようにします。
- ログイン
- セキュアノート
- クレジットカード
- 個人情報
- パスワード
- ライセンス
- 銀行口座
- 無線ルータ
- 文書
- サーバー
- データベース
- パスポート
- メンバーシップ
- メールアカウント
- 報酬プログラム
- 狩猟免許
- 社会保障番号
- 運転免許証
ちなみに「パスワード」に関しては、昔はアプリでログインするためのパスワードを保存するために使っていたのですが、先ほども紹介したAlfredの機能が追加されてからはほとんど「ログイン」に設定するようになりました。
これは「パスワード」に保管した方が便利!というものを知っている人がいればぜひ教えていただきたいです。
カテゴリの移動は面倒なので最初から分類しておく
「パスワード」から「ログイン情報」への切り替えは、ツールバーに「ログインに変換」というボタンが表示されるので一瞬で移動できますが、それ以外のカテゴリは簡単に移動させる機能が1Passwordにはありません。
あとからカテゴリを移動させようとすると画面を2つ用意してコピペで貼り付けていく面倒な作業が必要になるので注意しましょう。
ブラウザで1Passwordを開くショートカットキーは片手のものに変える
ブラウザで1Passwordを開いてログイン情報を入力するときのショートカットキーは、デフォルトだとoption + command + \ですが、これだと両手を使わなければいけません。
Vimiumなどを使ってキーボードだけでブラウザ操作をしている人であれば問題ないですが、多くの人はブラウザを使うときにキーボードには片手しかないので、ショートカットキーも片手で入力できるようにしていおいた方がすぐに押せます。
ショートカットキーの設定は1Passwordの[環境設定]→[一般]で「ログイン入力または 1Password を表示する」のところを設定すればOKです。
US配列なので自分の場合はoption + command + `に割り当てています。
JIS配列の人はoption + command + 1でもいいかもしれません。
よく使うショートカットキーですし、片手で押せるようにしておくとかなり便利です。