WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Alfredと1Password 8を連携するWorkflowの設定方法

1Passwordのメジャーバージョンが7から8になりました。

その影響で、Alfredの1Password連携機能が使えなくなりました。
そしてその対応として、1Password 8と連携するためのWorkflowが用意されています。

今回はそのWorkflowの設定方法についてまとめておきます。

1Password連携機能はオフにする

まず、いままで使っていたAlfredの環境設定の[Features]→[1Password]はオフにしておきます。

[Features]→[1Password]

「Enable 1Password 7 Bookmarks [Deprecated]」のチェックを外すだけでオフにできます。
なお、1Password 7をまだ使っている人は、いままで通り使用していて問題ありません。

1Password 8 Workflowをインストールする

こちらのページへアクセスして、「Download Workflow」ボタンをクリックして、Workflowをダウンロードします。

1Password 8のWorkflowダウンロード

ダウンロードした「1Password.alfredworkflow」ファイルをダブルクリックして開くか、Alfredの画面にドラッグアンドドロップすると、Workflowの追加画面が表示されます。

Workflowのインポート画面

「Import」を選択してインポートしましょう。

1Passwordのアカウント設定

インポートしただけでは、自分のアカウント設定ができていないので検索はできません。
Alfredランチャーを開いて「1p」と入力すると「Sign in and update items」という項目が表示されるので選択します。

「Sign in and update items」

するとターミナルが起動するので、質問に従いながら1Passwordのアカウントにログインします。

1Password 8のログイン情報設定

聞かれる質問は下記の通りです。

  1. Do you want to add an account manually now? [Y/n]:アカウントを追加するかどうか?(yを入力してenter)
  2. Enter your Sign-in address (example.1password.com):サインインする1PasswordのURLを入力してください
  3. Enter the email address for your account on ○○:先ほど入力したURLにログインするためのメールアドレスを入力してください
  4. Enter the Secret Key for ×× on ○○:そのメールアドレスのシークレットキーを入力してください
  5. Enter the password for ×× at ○○:そのメールアドレスのパスワードを入力してください

これで設定は完了です。

基本的な使い方はいままでの1Password連携と変わらなく、Alfredランチャーで「1p」と入力したあとに1Passwordに登録している情報を検索して、選択すればそのサイトが開いてログインできます。

ログイン情報を間違えてしまった場合

ログイン情報を間違えてしまった場合は、エラー表示が出て終了してしまいます。

[ERROR]YYYY/MM/DD HH:MM:SS Couldn’t sign in. Check your sign-in details then try again.

その場合はAlfredランチャーに「:1pextras」と入力すると「Reset account」項目が出てきます。
それを選択すれば、ターミナルが起動するので、改めて正しいアカウント情報を入力します。

「Reset account」

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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