ATOKで住所の入力をラクにする方法(郵便番号や町名からの住所変換)
ATOKにはデフォルトで「住所変換」用の辞書が用意され、住所をすばやく変換できるようになっています。
住所の入力って上から順に入力していこうとすると、結構面倒ですし、市区のあとはミスタイプの可能性もあります。
面倒なことは、機能に頼ってしまいましょう。
郵便番号から住所へ変換
日本語入力モードで「100-0001」と郵便番号を入力してtabを押すと、その郵便番号の住所に変換できます。
1つ注意しなければならないのが、間のハイフン「-」が半角である必要がある点です。
日本語入力モードのままハイフンを入力しようとすると「ー」と全角の長音が入ってしまい、これだと郵便番号だと認識してくれず、下の画像のようになってしまいます。
それを避けるために、日本語入力モードで最初の三桁である「100」を入力し、そのあと英語入力モードに切り替えて「-」と残りの4桁の「0001」を入力します。
町名から住所へ変換
住所の市区のあとに来る町名(「○○区△△ □丁目1-1」の場合、「△△」の部分)を入力したあとに、デフォルトだとF3かcontrol + 3を押すとフルの住所へ変換してくれます。
たとえば、「ちよだ」と入力して変換すると「東京都千代田区千代田」が出てきます。
ただし、「ちよだ」という他の地域名称の変換候補もかなり出てくるので、F3を連打して選択するのがオススメです。
また、この候補は北海道から順に表示されますが、一度変換すると、その住所が上にきます。
北海道順に戻したい場合は、学習情報のクリアが必要です。
学習情報のクリア方法
この町名変換は、ATOKの環境設定の[辞書・学習]タブ内にある「辞書セット一覧」の「郵便番号辞書セット」でデフォルト設定されています。
学習情報をクリアしたい場合は、まず「詳細設定…」をクリックします。
あとは下の方にある「学習情報のクリア」を押せばOKです。