BetterTouchToolでウインドウをアクティブにしないで移動する方法
Macでウインドウを移動させるためには、ウインドウのタイトル部分をドラッグする必要がありますが、わざわざタイトル部分までマウスを移動させる必要があります。
また、ちょっと位置を移動させたいだけなので、ウインドウを移動させようとすると、そのアプリがアクティブになってしまいます。
今回はこれらの問題を解決するBetterTouchToolのウインドウの移動機能についてまとめておきます。
BetterTouchToolの「修飾キーの移動」機能を使うと、fnを押しながらドラッグでウインドウを移動できるようになります。
わざわざウインドウの上の部分まで行く必要がなくなりますし、移動させたいアプリがアクティブにならないので、地味に便利です。#1日1Tips #BetterTouchTool pic.twitter.com/JKfVYXIpqI— サイトウ マサカズ (@31mskz10) October 10, 2019
ウインドウの移動機能の設定
BetterTouchToolの[環境設定]→[ウィンドウスナップと移動]→[修飾キーの移動とサイズ変更]にある「ウィンドウの移動&サイズ変更」で設定できます。
ここの修飾キーにチェックを入れると、その修飾キーを押しながらドラッグしたときにウインドウが移動するようになります。
同様に「ウィンドウのサイズ変更」にチェックを入れると、その修飾キーを押しながらドラッグするとウインドウサイズが変わるようになります。
サイズ変更時の挙動に関しては、普通のリサイズと同じようになっています。
移動する方向 | サイズ変更内容 |
---|---|
上 | 高さを小さくする |
下 | 高さを大きくする |
左 | 横幅を小さくする |
右 | 横幅を大きくする |
自分の場合は、ウインドウのサイズを変更するときはスナップ機能か、ショートカットキーで変えることがほとんどなので、移動機能のみ使用しています。
また、使うショートカットキーに関しては、デザイン系のツールだとcommandを押しながらドラッグしたり、shiftを押しながらドラッグなどの操作もあるので、押しながらドラッグする頻度がもっとも少ないfnを選びました。
ウインドウのリサイズもfn + 矢印に設定しているので、ウインドウ関連はfnで統一した方が覚えやすいというのも理由の1つです。