Macのスニペットアプリ「Dash」の環境設定
以前スニペットアプリのDashを紹介したので、今回はDashの細かい環境設定周りについてまとめておきます。
General
[General]ではDashの基本的な設定をします。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
Launch Dash at login | Mac起動時にDashを起動する | |
Restore all open tabs from last session | 前回開いたタブをそのまま開く | |
Show Dash | Dash起動のショートカットキー | |
Show Dash and focus search field | 検索フォームにフォーカスが当たった状態でDashを起動する | |
Search using selected text | 選択したテキストをDashで検索する | ドキュメント検索向けの機能 |
Show dock icon | ドックアイコンを表示する | |
Show menu bar icon | メニューバーアイコンを表示する | |
Dismiss main window when I activate a different app | 別アプリがアクティブになるとDashウインドウは隠す | |
Theme | 下記の3種類の中からテーマを選択
| |
Syncing | フォルダを指定して、Dashの設定を同期できる |
Downloads
[Downloads]では「ドキュメント検索機能」で使用するドキュメントのダウンロードができます。
ここでダウンロードしたドキュメントは[Docsets]タブで確認できるようになり、Dash上で検索できます。
ちなみに「Check for and install docset updates automatically」にチェックを入れておくと、自動でドキュメントのアップデートをしてくれるようになります。
Docsets
[Docsets]ではダウンロードしたドキュメントの「オン・オフ」「並び順」「検索用のキー」を管理します。
「検索用のキー」はダブルクリックで修正できます。
Dashで検索するときにこの文字列を入力すると、入力したドキュメントで絞り込まれます。
なるべく短い文字列に修正しておくのと、デフォルト設定ように最後に「:
」をつけるなどして、誤発火しないように工夫しておきましょう。
Web Search
[Web Search]で設定をすると、Dashからウェブサイトの検索ができるようになります。
AlfredのWeb Search機能と全く同じですね。
特にAlfred以上の機能があるというわけではないので、自分の場合はオフにしています。
追加したい場合は右下の「+」アイコンからサイト名とURLを入力し、クエリ部分に「{query}
」を入力すれば登録できます。
Integration
[Integration]には別アプリが一覧で並んでいて、Dashと連携したいアプリをクリックすると、アプリによってプラグインなどのインストール画面へ移動します。
主要なテキストエディタは網羅されているので、自分の好きなエディタでDashに登録したスニペットを、エディタに合った形で呼び出して使えます。
Snippets
[Snippets]ではスニペット関連の設定ができます。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
Enable snippets | スニペット機能をオンにする | チェックを外すとスニペット機能がオフになる |
Snippet library location | スニペットの保存場所を設定 | |
Placeholder delimiter | プレースホルダーの前後の目印を設定 | デフォルトが「__」なので「__placeholder__」となる |
Special placeholders | @timeと@dateのフォーマットを設定 |
「Special placeholders」に関してはデフォルトのままだと英語向けの設定になっているので、好みの設定にカスタマイズしておいた方が便利そうです。