Default Folder XでPath Finderを「Finderクリック」機能で選択したとき、違うフォルダが選択されてしまう問題
最近Default Folder XとPath Finderの連携関連のアップデートが続いています。
どちらも使っているのでありがたいですが、自分の環境だともともと問題がなかった「Finderクリック」機能で違うフォルダが選択される現象が起こっています。
修正を待つことになるのですが、原因と修正までの対策をまとめておきます。
「Finderクリック」機能
Default Folder Xの環境設定で[開く & 保存]の「Finderクリックを使う」にチェックを入れておくと、ダイアログ表示時にFinderのウインドウをクリックすると、対象のウインドウパスに移動してくれます。
(「次のキーを押下しているときだけ作動」にチェックが入っている場合は、その修飾キーを押しながらクリック)
なにかデータを保存したいときは、保存先のフォルダを開いている場合が多いので、この機能はかなり便利です。
Path Finderのウインドウクリック時に違うフォルダが開く
以前はそんな現象が起こっていなかったのですが、おそらく最近のアップデートで、Path Finderのウインドウをクリックしてフォルダ選択をしようとすると、全然違うフォルダが開くことが何度かありました。
何度か試しているうちに気づいたのですが、どうやら原因がPath Finderの「タブ」機能のようです。
- タブを複数開いている場合は、どのタブがアクティブになっているかは関係なく、1番左のタブが開かれる
- デュアルブラウザにしている場合は、アクティブなブラウザが選択される
というわけで、現状複数タブを使っている場合は注意が必要そうです。
対策
対策として思いついたのは下記の3つです。
- あとでクリックの対象になりそうなタブは1番左に移動させる(マウスドラッグでないとタブの並び変えはできないので不便)
- 対象になりそうなタブはoption + command + FでFinderでも開いておく
- 「新規ウインドウで表示」を使って、あとで対象になりそうなフォルダはタブではなくウインドウで開く
どれも面倒な方法ではあるのですが、自分の場合は3を設定しました。
(タブの並びをショートカットキーで変えられると1番いいのですが…)
Path Finderの環境設定で[機能]→[キーボード]で[ファイル]→[新規ウインドウで表示]にショートカットを設定します。
デフォルトだとなにも設定されていないので、今回はcontrol + Wを設定しました。
これでフォルダを選択してcontrol + Wを押すと、選択したフォルダが新しいウインドウで表示されるようになりました。
あとで対象になりそうなフォルダを開くときは、これで別ウインドウにしておいて、Default Folder Xで選択するときはそのウインドウを選択します。
修正されるまでいつもと操作が変わりますが…当分はこの設定で乗り切ろうと思います。