Path Finder 8から大幅に強化されたモジュール機能の設定方法
Path Finder 8から大幅に変更された機能に「モジュール」があります。
便利だと思いつつも画面をいちいち設定しないといけないのが面倒で、あまり使いこなせていませんでした。
流石にそろそろ使いこなしたいという事で、今回はモジュール機能にフォーカスしてみます。
モジュール機能の特徴
Path Finder 7では、左サイドバー・右サイドバー・下バーの3箇所に、表示したいパネルを設定していました。
しかし、Path Finder 8からは、そもそも固定のサイドバーという概念がなくなり、代わりにモジュールを自由に配置できるようになりました。
デフォルトの画面は、一見すると左サイドバーがあるように見えますが、これは「ドロップスタック」と「サイドバー」というモジュールが設定されているだけです。
なので、その2つのモジュールを外すと、1カラムのウインドウが出来上がります。
モジュールのメリット
モジュールの種類はバージョン8.3.9の時点で21種類あります。
- 16 進表示
- ASL
- Cover Flow
- Git
- Subversion
- このアプリケーションで開く
- アクセス権
- イメージブラウザ
- ゴミ箱
- サイズ
- サイドバー
- タグとレート
- ターミナル
- ドロップスタック
- プレビュー
- プロセス
- フォルダ履歴
- 属性
- 情報
- 最近使った書類
- 選択項目のパス
ユーザーはそれらのモジュールを設定することで、自由なレイアウトにカスタマイズすることができますし、モジュールごとの細かい設定を「保存」→「読み込み」できます。
また、自由にレイアウトができるので、サイドバーを2カラムにしてモジュールを設定できたりもします。色んな情報を見ながらファイルを操作する人からすると有難かったりもします。
モジュール機能の設置方法
まず、[ウインドウ]→[モジュール]を選択してモジュールウインドウを開きます。
その中から必要なモジュールをメインウインドウへドラッグアンドロップすれば追加完了します。
追加したモジュールにはヘッダーがついていて、右のバツ印アイコンをクリックすると、モジュール削除。
左の歯車アイコンをクリックすると表示設定画面が開きます。
モジュールの設定画面
モジュールの設定画面では主に表示の設定ができます。
Assigned to pane
モジュール設定画面の1番上にある「Assigned to pane:」はデュアルブラウザにした時に、どちらのブラウザに対してモジュールを適応するかの設定をします。
項目 | 内容 |
---|---|
左 | 左ブラウザに対して適応 |
Both | アクティブになっているブラウザに対して適応 |
右 | 右ブラウザに対して適応 |
ヘッダー部分の設定
「Lock module」をチェックすると削除アイコンが非表示になり、「Hide header」をチェックするとヘッダーが非表示になります。
「Hide header」をチェックしてヘッダーを表示した後、再度ヘッダーを表示させたい場合はoptionを押しながらモジュールのヘッダー辺りにマウスを近づけます。
モジュール設定内容の保存
モジュールの設定後は表示設定画面の1番下にある「デフォルト」とかかれたセレクトボックスをクリックして、[Save…]をクリックすると設定を保存できます。