Path Finder 9がリリース!シェルフ機能が復活してモジュールの利用が更に便利に!
Path Finder 8になってからまだ1年経っていないのですが、いつの間にかPath Finder 9がリリースされていました。
Path Finder 9の特徴はシェルフが復活したことです(逆にそれ以外はPath Finder 8と同じ)。
シェルフが復活してベースとなる作りが大幅に変わったために、メジャーアップデートになったと思って良いでしょう。
ちなみに、Path Finder 8のライセンスを持っていれば無料でアップデートできます。
Path Finderのシェルフとモジュール
Path Finder 7までは、左・下・右にシェルフ(サイドバー)があり、そのシェルフの表示を切り替えて使えました。
シェルフに色んな機能を追加してカスタマイズができましたが、レイアウトが1列固定になるという欠点がありました。
そこで、Path Finder 8ではシェルフを廃止した代わりに「モジュール」という考え方が登場しました。
シェルフの概念がなくなることでPath Finderウインドウの上下左右好きな場所に好きなレイアウトでモジュールを設置できるので、より自分好みにカスタマイズできるように思えました。
しかし、一時的な非表示ができない致命的な欠点がありました。
非表示にしたいときはモジュールごと削除するしかないので、結局モジュールはあまり使わない状況になっていました。
そしてPath Finder 9では、Path Finder 7のシェルフ概念が復活(しかも上下左右全方向のシェルフ)して、さらにそのシェルフの中でモジュールを組み合わせて自由なレイアウトができます。
つまり、Path Finder 7とPath Finder 8の「いいとこ取り」がPath Finder 9です。
Path Finder 9の活用例
Path Finder 8でモジュールの「イメージブラウザ(選択フォルダ内の画像が一覧で表示される)」をずっと使いたかったのですが、画像を使わない作業のときは右に余計なスペースが生まれてしまうので使うのを我慢していました。
しかしPath Finder 9からは右シェルフにイメージブラウザを設定しておいて、使うときだけ表示にすれば、余計なスペースが生まれずに済みます。
シェルフの表示切り替えショートカット
シェルフの表示切り替えにはデフォルトだとショートカットキーが割り当てられていません。
[環境設定]→[機能]→[キーボード]の[表示]内に「◯シェルフ」という項目があるので、ショートカットキーの設定をしておきましょう。
自分の場合はcontrol + 矢印でそれぞれのシェルフの表示切り替えができるようにしています。