Ulyssesのシートを絞り込んですぐに探せる「フィルタ」機能
Ulyssesでは1つのファイル・ノートのことを「シート」と呼びます。
このシートを特定条件で検索して、すぐに開けるようにする機能が「フィルタ機能」です。
他のアプリでは「スマートフォルダ」や「スマートフィルタ」と呼ばれている場合もありますが、今回はこのフィルタ機能についてまとめておきます。
フィルタ機能の使い方
Ulyssesメニューバーの[ファイル]→[新規フィルタ(control + command + N)]から新規フィルタの作成画面が表示されます。
条件を設定して作成すると、その条件で絞り込まれたシートのみが表示される機能で、シートが多くなってくると探すのがラクになります。
設定できる条件は下記の7つです。
条件 | 内容 |
---|---|
テキストが次を含む | テキストでシート内を検索して一致するものを絞り込み |
テキストが次を含まない | テキストでシート内を検索して一致するものを絞り込み |
キーワードが次と一致する | キーワード(タグのような機能)を検索して一致するものを絞り込み |
キーワードが次と一致しない | キーワード(タグのような機能)を検索して一致しないものを絞り込み |
変更日 | 変更日で絞り込み |
作成日 | 作成日で絞り込み |
シート | シートの特徴(メモがあるかどうかや、素材シートかどうかなど)で絞り込み |
テキストの検索の場合は、どのマークアップに含まれるテキストなのか指定ができます。
「見出しにこのテキストが含まれている場合」のようなフィルタも作れます。
「シート」に関しては下記のようなシートの特徴を指定します。
複数条件を指定したい場合
複数の条件を指定したい場合は、条件右の「+」アイコンをクリックして条件の追加が可能です。
デフォルトはOR検索で、どれか1つでも条件に合っていれば表示されます。
左下の「すべての条件を一致」にチェックを入れることで、AND検索に切り替わって、すべての条件に合っていないと表示されなくなります。
アイコンの設定
フィルタもフォルダと同じように、サイドバーで表示されるアイコンを指定できます。
フィルタ編集画面の左上の三本線のアイコンをクリックして変更できます。
フィルタの例
作っておくと便利になりそうなフィルタをまとめておきます。
最近1ヶ月(31日間)
デフォルトでは「最近7日間」がありますが、自分の場合はそこまで頻繁にシートを更新するわけではないので、「最近1ヶ月」を作っておくと便利です。
設定は「変更日」を新しい順に「31日」で設定するだけです。
設定後はフィルタを右クリックして[並び替え]→[変更日で]にしておくことで、変更した順にシートが並び変わります。
メモがあるシート
なにかしらメモがあるシートもあとからすぐに開けるようにしておくと便利です。
設定は「シート」で「にメモがある」を選択するだけでメモがあるシートを絞り込めます。
キーワードが含まれているシート
キーワードで「要確認」などが追加されているシートのみを表示するようにすると、タグの絞り込みのような機能として使えます。
設定は「キーワードが次と一致する」を選択して、キーワードを入力して指定します。
ちなみに、キーワードは「ダッシュボード」の概要タブにある「キーワード」で追加できます。