WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Visual Studio CodeのEasy Sassを使って簡単にSassのコンパイルを行う方法

VisualStudioCodeのEasy Sassという拡張機能を使うと、Sassファイルの保存時に自動でコンパイルしてくれるようになります。

設定も非常に簡単なので「ただ単純にSassのコンパイルだけがしたい」場合にはもってこいです。

Easy Sassのインストール

EasySassのインストール

Visual Studio CodeのMarketplace「Easy Sass – Visual Studio Marketplace」の「install」ボタンを押すか、エディタで「Easy Sass」で検索すると出てきます。

その後、エディタを再起動すれば使えるようになっています。

使い方

拡張機能の有効後に「.sass」「.scss」のファイルを保存すると、同じディレクトリ内にCSSファイルが出力されます。

[表示]→[出力]で「EasySass」を選択すると、出力先が見れたり、エラー文が見れます。

EasySassのコンパイル

ただデフォルトの設定のままだと、「通常のCSSファイル」と「圧縮されたCSSファイル」の2つがコンパイルされたり、同じディレクトリ内に出力されてしまったりするので、その辺りを設定していきます。

設定

[設定]→[拡張機能]→[EasySass configuration]から設定の確認と変更ができます。

EasySassの設定画面

項目内容備考
Compile After Save保存時にコンパイルするかどうかの選択。 
Exclude Regexコンパイルさせないファイルの指定正規表現を使用する
Formats出力されるCSSのフォーマットを指定選択できるフォーマットは下記の4種類
「nested」→ネストがインデントされた状態で出力
「expanded」→一般的なCSSのフォーマット
「compact」→セレクタからプロパティを1行にして出力
「compressed」→コメント、インデント、改行も削除して出力
Target Dir出力するディレクトリを指定 

 

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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