WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Visual Studio Codeのマルチカーソル機能で文字操作を一括で行う

Visual Studio Codeのマルチカーソル機能で文字操作を一括で行う

Visual Studio Codeを使っていると、一括でコードを入力したいときがあります。
そんなときに使えるのが「マルチカーソル」機能です。

マルチカーソル機能

マルチカーソル機能はエディタ上の複数箇所にカーソルを当てられる機能で、文字入力などの操作を同時に行えます。

Visual Studio Codeのマルチカーソル機能

使い方が下記の通り複数存在します。

  
option + クリックoptionを押しながらカーソルを追加したい場所をクリック
shift + option + ドラッグshiftとoptionを押しながらドラッグで、ドラッグした箇所にカーソルを追加する
中ボタンでドラッグマウスの真ん中の中ボタンを押しながらドラッグで、ドラッグした箇所にカーソルを追加する
option + command + 上下キー上下の列にカーソルを追加する
command + Dcommand + Dを押すたびに選択した単語と同じ文字列を順番にカーソル追加する
shift + command + L選択した単語と同じ文字列をすべて一気にカーソル追加する

まずは最低限のoption + クリックとcommand + Dを覚えておいて、慣れてきたら徐々に他も覚えていくのがよさそうです。

マルチカーソル使用時に使える小技

Emacsキーバインド

macOSではEmacキーバインドというカーソル操作のショートカットキーが使えます。
中でもcontrol + Aで文頭へ移動するのと、control + Eで文末へ移動するのはマルチカーソルを使っているときに便利です。

また、shiftを追加してshift + control + Aにしたり、shift + control + Eにすると、いまいるカーソルから文頭や文末まで一気に選択できます。

他のカーソル操作関連の小技は過去に記事にしているので、そちらもぜひご覧ください。

単語単位での移動

control + 矢印キーで単語単位での移動ができます。
shiftを追加してcontrol + shift + 矢印キーを使えば、単語ごとに選択もできます。

マルチカーソルを使っているときのカーソル移動は、単語の文字数が違うとその分だけズレてしまうので、これで単語単位で一気に移動します。

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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