Visual Studio Codeのマルチカーソル機能で文字操作を一括で行う
Visual Studio Codeを使っていると、一括でコードを入力したいときがあります。
そんなときに使えるのが「マルチカーソル」機能です。
マルチカーソル機能
マルチカーソル機能はエディタ上の複数箇所にカーソルを当てられる機能で、文字入力などの操作を同時に行えます。
使い方が下記の通り複数存在します。
option + クリック | optionを押しながらカーソルを追加したい場所をクリック |
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shift + option + ドラッグ | shiftとoptionを押しながらドラッグで、ドラッグした箇所にカーソルを追加する |
中ボタンでドラッグ | マウスの真ん中の中ボタンを押しながらドラッグで、ドラッグした箇所にカーソルを追加する |
option + command + 上下キー | 上下の列にカーソルを追加する |
command + D | command + Dを押すたびに選択した単語と同じ文字列を順番にカーソル追加する |
shift + command + L | 選択した単語と同じ文字列をすべて一気にカーソル追加する |
まずは最低限のoption + クリックとcommand + Dを覚えておいて、慣れてきたら徐々に他も覚えていくのがよさそうです。
マルチカーソル使用時に使える小技
Emacsキーバインド
macOSではEmacキーバインドというカーソル操作のショートカットキーが使えます。
中でもcontrol + Aで文頭へ移動するのと、control + Eで文末へ移動するのはマルチカーソルを使っているときに便利です。
また、shiftを追加してshift + control + Aにしたり、shift + control + Eにすると、いまいるカーソルから文頭や文末まで一気に選択できます。
他のカーソル操作関連の小技は過去に記事にしているので、そちらもぜひご覧ください。
単語単位での移動
control + 矢印キーで単語単位での移動ができます。
shiftを追加してcontrol + shift + 矢印キーを使えば、単語ごとに選択もできます。
マルチカーソルを使っているときのカーソル移動は、単語の文字数が違うとその分だけズレてしまうので、これで単語単位で一気に移動します。