WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

XcodeのFileMerge機能を使って2つのファイル差分を確認する

今まで知らなかったのですが、XcodeにFileMerge(ファイルマージ)という、2つのファイルの中身を比べる機能がありました。
ちょっとした差分の確認であれば、この機能で十分できそうだったので、今回はFileMergeに関してまとめておきます。

FileMergeの表示方法

Xcodeの[Open Developer Tool]→[FileMerge]から開けます。

メニューからFileMerge機能を開く

Alfredを使っている人であれば、「FileMerge」で検索すれば直接開けます。こっちのほうが早いですね。

AlfredからFileMergeを開く

FileMergeの使い方

ファイルの選択

FileMergeを開くと、ファイルを選択する画面が表示されます。
左のボタンからファイルを選択してもいいですし、真ん中にパスを貼り付けてもいいですし、右の枠にファイルをドラッグしても構いません。

FileMerge Compare Files

2つファイルを選択すると、右下の「Compare」ボタンが押せるようになるので、クリックします。

差分の確認

「Compare」をクリックすると、ファイルの差分画面が表示されます。
変更のある行が灰色に、追加された文字は水色になります。

ちょっとしたファイル差分の確認であれば、この機能で十分そうです。

FileMerge画面

ファイルのマージ機能

右下の「Actions」からアクションを選択すると、ファイルの差分を調整して新しいファイルを作れたりします。

FileMergeのActions

Actions内容
Choose left左のファイルを使用(左のファイルを右のファイルに上書きする)
Choose right右のファイルを使用(右のファイルに左のファイルを上書きする)
Choose both (left first)変更がある行を両方使用(ただし、左のファイルの方が上の行になる)
Choose both (right first)変更がある行を両方使用(ただし、右のファイルの方が上の行になる)
Choose neither変更のある行は削除

両方の変更を使用する「Choose both」は割と使えそうですね。

ターミナルから起動

下記コマンドで、ターミナルからFileMergeを起動できます。

$ opendiff ファイルパス ファイルパス

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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