WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

ブラウザを開かなくても高性能な翻訳ができるDeepLのMacアプリ

ブラウザを開かなくても高性能な翻訳ができるDeepLのMacアプリ

DeepLは過去にAlfredのWorkflowやCustom Web Search機能を使った方法を紹介していましたが、Macアプリの方を紹介したことがなかったのでまとめておきます。

DeepLのMacアプリ

DeepLの公式サイトから、アプリのダウンロードはできます。
メニュー内の「Macにダウンロード」をクリックするとダウンロードできます。

DeepLアプリの使い方

基本の使い方

メニューバーにDeepLのアイコンが追加されるので、そこをクリックするとアプリウインドウが開きます。

DeepLのMacアプリ

上枠が入力画面で、下枠に翻訳結果が出てきて、言語も自由に選択できます。

また、ウインドウ上部に「テキスト」と「文書ファイル」の切り替えがあり、文書ファイルの読み込みも対応していて、ブラウザ版のDeepLとなんら変わりなく使えます。

ショートカットで翻訳

アプリ版の便利な点が、ショートカットキーを割り当てられる点です。

デフォルトだとcommand + Cを2回押しすると、クリップボードにコピーしたテキストをDeepLで開いて翻訳されます。

ちなみにショートカットは変更できますが、変更する場合は1回押ししかできません。

Alfredのマージ機能とバッティングする

command + Cの2回押しは、Alfredのマージ機能と同じなのでバッティングしてしまいます。
そのため、Alfredを使っている人は別のショートカットに変更するようにしましょう。

環境設定

一般

DeepLの設定項目は少ないのですが、最低限ショートカットキーは確認しておくようにしましょう。

DeepL環境設定[一般]

項目内容備考
アプリの起動チェックを入れるとMac起動時にDeepLが起動される 
DeepLのショートカットキーショートカットキーの設定を行う 
ファイルのダウンロード先

ファイルのダウンロード先を下記から選択する

  • ファイルごとにダウンロード先を決める
  • その他(フォルダを指定する)
 
ショートカットメニュー(右クリック)に
DeepLを追加する

Finderで右クリックしたときに「DeepLで翻訳」を追加する

「機能拡張を管理する」をクリックして、
システム環境設定の[機能拡張]でDeepLにチェックを入れる

ちなみに、ショートカットキーの変更をしようとすると、下記のウインドウが出てきます。
指示に従って[システム環境設定]→[セキュリティとプライバシー]の「アクセシビリティ」でDeepLを許可しましょう。

ショートカットキーの変更時に表示されるウインドウ

オフにしたアプリ

[オフにしたアプリ]では、アプリを選択して追加することで、そのアプリではDeepL翻訳が使用されなくなります。

DeepL環境設定[オフにしたアプリ]

ちなみに、デフォルトでは「キーチェーンアクセス.app」が追加されています。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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