WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

DeepL翻訳をAlfred上で完結させるAlfred Workflow「DeepL-Translate」

この記事の要約
  • DeepL-Translateを使えば、Alfred上で翻訳が完結する
  • キーワードのあとに「.(ドット)」を入力すれば翻訳され、enterで選択すればクリップボードにコピーされる
  • APIの制限で1分間に最大600文字までしか翻訳できないので注意

英語翻訳をしたいときにAlfredのCustom Search機能を使っていましたが、DeepL翻訳のAlfred Workflowの「DeepL-Translate」を見つけたので、最近はそちらがメインになりそうです。

  • 論文や技術的な内容の文章も高い精度で翻訳してくれる
  • Alfred上で完結できる(ウェブページを開いてコピーする手間が省ける)

ちなみに、Google翻訳も昔はAlfred上で完結するWorkflowがあったらしいのですが、APIの制限によって使えなくなってしまいました。

翻訳ページを開いたところで、文章をコピーしたらすぐに閉じてしまいますし、Alfred上で完結するならその方が便利です。

DeepL-Translateのインストール

DeepL-Translateのダウンロード

PackalのページからDeepL-Translateをインストールします。

「Download」ボタンを押すと「Deepl-Translate.alfredworkflow」がダウンロードされるので、このファイルをダブルクリックします。

Alfredのインストール画面になって、ここで環境変数の設定ができるのですが、「英和」翻訳をよく利用する人の場合は「DEEPLE_TARGET」を「EN」から「JA」に変えておくのがオススメです。

DeepL-Translateインストール時の環境変数設定

入力できたら「Save」でインストール完了です。

フランス語訳を和英に設定する

デフォルトだと「dlfr」のキーワードで英語をフランス語に翻訳する設定になっているので、これを和英に設定し直しておきます。

「dlfr」をダブルクリックして編集画面を開き下記の修正を行います。

「dlfr」の設定

  • キーワードを「dlj」に変更
  • 「FR」になっている部分を「EN」に変えておく
    • とりあえあず「Script」が./deepl.sh -l "EN" "{query}"になっていれば和英にはなります

設定できたら「Save」で保存しておきます。

基本的な使い方

Alfredを開いて「dl」と半角スペースのあとに英語を入力します。
そのあとに「.(ドット)」を入力したら翻訳され、翻訳結果が表示されます。

DeepL-Translateの使い方

翻訳結果を選択してenterを押せばクリップボードにコピーされるので、あとはペーストするなり自由です。

先ほど設定した「dlj」と半角スペースのあとに日本語を入力して、「.(ドット)」を入力すれば和英翻訳もバッチリです。

.(ドット)」を入力しないと翻訳が始まらないので注意が必要です。

APIの制限に注意

DeepLはAPIの関係上、1分間に最大600文字まで翻訳できるようになっています。1分間に600文字以上翻訳しようとした場合はエラーになるので注意が必要です。

また、ものすごく長い文章を翻訳しようとしてもエラーになるので、その場合はAlfredのCustom Search機能を使った方がよさそうです。

著者について

プロフィール画像

サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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