WebDesigner's Memorandumウェブデザイナーの備忘録

Keyboard MaestroのマクロをURLから発火する方法

Keyboard MaestroのマクロをURLから発火する方法

Keyboard Maestroには「URL Trigger」というものがあり、特定のURLにアクセスしてマクロを発火させられます。

URL Triggerの使い方

URLは下記の形式になります。
マクロ名は変わったり日本語が混ざったりもするので、UUIDを使う方が良さそうです。

kmtrigger://macro=マクロ名かUUIDを入力

UUIDの取得方法は、マクロを選択した状態で[Edit]→[Copy as]→[Copy UUID]でコピーできます。

[Edit]→[Copy as]→[Copy UUID]

あとはリンクをブラウザ上で開くと、マクロが発火するはずです。

実際の利用シーン

ノートアプリからマクロを発火

自分の作業手順を書いたEvernoteやBearなどのアプリにURLとして貼っておくと何か作業をするときにリンクをクリックするだけでマクロ発火できます。

細かい説明やKeyboard Maestroでできないことはノートにメモとして残しておきつつ、作業はKeyboard Maestroにまとめてクリックするだけでやってくれる。

マクロも共有しておけば、複数人でやる作業のマニュアルとしてもかなり優秀なのではないでしょうか?

カレンダーからマクロを発火

カレンダーアプリのURL欄に追加しておくと、予定と発火させたいマクロをセットで管理できます。

カレンダーアプリにURLを追加

自分は月に1回、ブラウザの履歴やキャッシュクリアをしたり環境を整備しています。

そのための「ブラウザを起動して履歴とキャッシュをクリアする」マクロを作っているのですが、月に1回なのでショートカットキーは覚えられませんし、発火のさせかたに悩んでいました。

このように予定と紐付いて定期的に行うけど、わざわざショートカットキーを覚えるほどでもないマクロはカレンダーアプリに設定しておくと良さそうです。

ちなみにこれもマクロを発火させたいときは予定の詳細からリンクをクリックするだけです。

カレンダーの詳細画面からマクロを発火

著者について

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サイトウ マサカズ@31mskz10

1997年生まれ。2016年から専門学校でデザインについて勉強。卒業後は神戸の制作会社「N'sCreates」にウェブデザイナーとして入社。このブログでは自分の備忘録も兼ねて、ウェブに関する記事や制作環境を効率的に行うための記事を書いています。

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